診断 ~RESULT~


総務省の2016年の試算によると、高齢夫婦で無職の世帯の1ヶ月の支出は約26万円。旅行したりときどき外食したり、またヘルスケアや医療にも十分な費用をかけて健康的で豊かな暮らしをするには夫婦で毎月35万円は必要だとも言われています。平均寿命が伸びている現代で、老後の資金をどう確保するかは大きな問題ですよね。そこで今回はあなたに合っている老後資金の殖やし方について、心理テストで探ってみましょう。


Cを選んだあなた

 

Cの選択肢はとても合理的な発想のように感じますが、実は面倒くさがりのタイプが一番選びやすい選択肢です。面倒なことはなるべく回避したいという心理が心の奥にあり、それは老後の資金に対しても同様で面倒な手続きやこまめなケアが必要な金融商品はこのタイプには向かないでしょう。また、仕事や育児に忙しいうちは、老後の資金といわれても実感が湧かない人も多いと思います。そんなあなたに向いているのは、一度始めてしまえばあとは放っておいても自動的に運用され、あまり手間のかからない金融商品がおすすめです。
たとえば個人年金保険やiDeCo(イデコ)の元本確保型のものは、このタイプの人でも取り入れやすい金融商品だと思います。
個人年金保険とは、保険料を一定期間支払い、契約時に決めた年齢から年金として受け取るという保険ですね。一生涯受け取れる終身年金から期限の決まっている有期年金、外貨建ての個人年金など種類もいくつかあります。万が一、契約者が年金受け取り期間より前に亡くなった場合、それまでに払い込んだ保険額に相当する金額が死亡保険金として支払われるものが多いです。
iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金の愛称で、老後の資金を補うための税制優遇制度です。毎月5000円から1000円単位で積立額を設定し、それを口座から引き落としされる形で積み立てていき、60歳以降に運用した資産を受け取ることができるというもの。その積立金の運用方法をいくつかの金融商品から選択するのですが、元本確保型の定期預金や保険から選んでおくと、よりリスクが低くなります。また、掛け金が全額所得控除される点もメリットで、税金が安くなりますから、年金をもらう前の生活も少しは楽になりそうですよ。

<質問に戻る>

<あなたにおすすめの記事はこちら>
定年後に資産運用を、が「遅すぎる理由」

60歳からの「小さくする」暮らし。生活の変化に合わせて、家も替えよう。