このところ立て続けに超ベテランドライバーの友達が自損事故を起こしており、ビビッている有田です。やっと初心者マークをはずしてもOKになった私。いまがいちばん危ない時かもしれません。うぬぼれず、慢心せずに、気持ちを引き締めて運転しなきゃ。

そんなこんなで千葉や神奈川、埼玉のドライブにも慣れてきたので、ちょっと遠出したくなったある日。

友達が「京都もいいけれど、小諸(こもろ)は骨董の掘り出しものがいっぱいよ!」と言うので、長野県を目指すことに。ぶんぶん走って約3時間、小諸(こもろ)に到着しました。さっそくお目当ての「萬屋骨董店(よろずやこっとうてん)」へ。1階はピンと来なかったのですが、『2階もぜひご覧ください』とのことで、上がると素敵なものが隙間なくびっしりと並んでおりました!  これは本腰を入れて、選ばなくてはなりません。

骨董に出遭うドライブ@小諸_img0 萬屋骨董店は、1階と2階に骨董品がびっしり。
骨董に出遭うドライブ@小諸_img1 ゆっくり見ていたら、日が暮れてしまいました。

骨董を勉強中という息子さんが接客してくれたのですが、しばらくすると店主が帰宅。この方、古伊万里の蕎麦猪口の有名なコレクターだそうで、いまも1000個ほどを所有しているのだとか。古伊万里も一時のブームは落ち着いて、かなり価格も買い求めやすくなっているそう。ただ、昔の“古伊万里バブル期”に仕入れたものは、仕入れ値が高いので相対的に値付けが高めだと教えてくれました。ファッションはシーズン終わりには半額になるのに、骨董はSALEもなく、値崩れもしないのね。ちょっとお値段ははりましたが、どうしても気になって諦めきれなかった角皿を購入。

骨董に出遭うドライブ@小諸_img2
蕎麦猪口の絵柄を解説した本を見せてもらいます。私が購入した角皿の模様に近い絵柄を発見。

友達が教えてくれた、島崎藤村ゆかりの温泉宿「中棚荘の初恋りんご風呂」は、10月から5月の期間限定。今回はオフシーズンなのであきらめましたが、“ドライブネタ”としてさっそくブックマークしました! 町並みに風情があり、おしゃれなカフェもある小諸(こもろ)。次回は、思いつきの無謀な日帰りではなく、ゆっくりと泊りがけで再訪したいと思います。