そして、プリンセスの代名詞、ティアラ!

実はこちらもダイアナ妃に繋がりがあります。

 

写真/The Mega Agency/アフロ

 

写真/Mirrorpix/アフロ

"ラバーズ・ノット・ティアラ"と称されるこちらは、エリザベス女王の祖母クイーン・メアリーがデザインされた、パールとダイアモンドのティアラです。
生前、ダイアナ元妃が最も愛用されていたティアラの一つで、キャサリン妃もご結婚以降、最も頻繁に着用されています。

 

ボリューム感がありますが、パール使いが優しさと上品さを漂わせ、若きお二人のプリンセスに相応しく、お似合いのティアラですね。

最後はジュエリー。
こちらも正礼装に欠かせないアイテムですが、一般出身で豪華なジュエリーを多くはお持ちでないキャサリン妃は、ティアラと同様エリザベス女王が所有される公式のコレクションからお借りになることが多いのです。

 

写真/The Mega Agency/アフロ

ダイアモンドのシャンデリア型イヤリングと、大ぶりのネックレスは、ともにエリザベス女王のもの。
ネックレスは、ニザーム王国の当時の支配者から1947年にエリザベス女王の結婚祝いとして贈られたカルティエ製です。
2014年にも着用されたキャサリン妃でしたが、その時にはジュエリー負けているといった印象でしたが、この日は見事にお似合い!
ネックレスに合わせてドレスを選ばれたのかもしれませんが、王室にとってジュエリーは外交や国の繁栄の象徴。ジュエリーが人を選ぶともいえます。

これまでのキャサリン妃は、ジュエリーはミニマムが基本でした。例えば、ティアラ着用の場合にはイヤリングのみ、といったように。
しかし今年は、ティアラ+イヤリング+ネックレスと、フルアイテム! しかも、それぞれのジュエリーのサイズも大きくなりました。
ドレスの色がダークだったことも理由でしょうが、豪華フル・ジュエリーに負けないキャサリン妃からは、王室の伝統と歴史ある逸品をつけるにふさわしい自信が伺えました。

私たちにはそんなジュエリーもプレッシャーもない分(笑)、これまでのキャサリン妃のようにジュエリーは必要最小限に。
フルレングスのドレスは、年齢に合わせた露出度と、体型に合わせた肌見せデザインで、素敵なフォーマル・スタイルが完成するでしょう。

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構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)
 

 

前回記事「【キャサリン妃ファッション】品良くアレンジ! トレンドコート5選」はこちら>>

 
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