赤倉観光ホテル、いちばんの見どころ「アクアテラス」


レストランの前に広がるテラススペース。インフィニティプールのような水盤の向こうに、妙高の山々の景色が広がります。水面には空もようが映り込んで一日中さまざまな表情を見せてくれます。

運がよければ雲海が見られることも。雲海は11月〜12月が狙い目だそうです。
私が泊まった翌朝は、残念ながら雲海は見られませんでしたが、凍結した水面に落ちる朝日もまた、文学的な趣(おもむき)がありました。
ひー。冷たそう。落ちたら悲劇だよ〜と腰がひけている私(汗)。

日中はホテル内にある、スパの名門「ザ・デイ・スパ」とクラランスで運営する「Heavenly View Earth SPA by CLARINS(ヘブンリービュー アース スパ バイ クラランス)」へ。

スパ「Heavenly View Earth SPA by CLARINS」の体験レポートはこちら>>

 


夕食はプレミアム棟にできた新レストラン「アクア グリル ダイニング」へ。

旬の日本海の鮮魚と新潟県産の黒毛和牛の両方を堪能できるのも新潟ならでは。

食後、少しゆっくりしたら再び、温泉へ。SPA&SUITE棟には露天風呂付きの大浴場もあります。お部屋のお風呂も良いけれど、広々とした大浴場もあるのは嬉しいですね。

夜は露天風呂の向こう側は真っ暗闇でしたが、明るい時間ならこんな風に雪山が見下ろせます! こちらの大浴場、ランチやディナーと入浴がセットになった日帰りプランもあり、地元の方にも大人気なんだそうです。


一流でありながらホッとするアットホームな雰囲気


訪れるまでは「皇室御用達の格調高いホテル」にひとりで泊まるなんて……とやや気後れしていました。しかし想像していたような緊張感は全くなく、初めて訪れた私でさえ「ただいま」と言いたくなるような安心感に包まれていました。

由緒あるロビーには、赤絨毯にクラシカルなクリスマスツリーと暖炉が。「実家に帰ってきたかのようにくつろげます」と書こうと思いましたけれども、こんな立派な客間のある実家なわけがないです!(笑)
翌朝は、本館の「旬菜ダイニング 白樺」で和朝食をチョイスしました。夕食でも思いましたが、量も多すぎず、少なすぎずちょうどいいんです。

お天気もよかったので、腹ごなしにホテルの周りをお散歩してみました。

夜中に降り積もった雪に最初の足跡をつける楽しさ! まさにパウダースノー。キュキュっと片栗粉みたいな感触を童心にかえってひとり堪能しました。
暖冬とはいえ、冬の新潟。耳がちぎれるような寒さではありました。数分歩いただけで頬と鼻真っ赤に。

身体が冷えたらお部屋のお風呂へ、いつでも何度でも入れるのが嬉しいところ。

立って入れる深湯もあり、ややぬるめの温度なのでいくらでも入っていられそうでした。

今回、残念ながら雲海は見られませんでしたが、それはまた次回のお楽しみに。次はゴルフの季節かウィンタースポーツの季節か……とワクワク感がとまりません。何度もリピートされる方が多いのもうなずけます。海の幸も山の幸も、お米も果物も、と月ごとに名産があるこちらの地域。ちょっと贅沢な大人の休日、ぜひ次のディスティニーの一つに!


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<HOTEL DATA>
赤倉観光ホテル

◆住所
新潟県妙高市田切216
◆アクセス
しなの鉄道「妙高高原駅」からタクシー又は無料シャトルバスで約10分。妙高高原ICより車で10分。
◆宿泊料金
本館 ¥15500〜(平日1泊朝食付き(税別)/1名様)
プレミアム棟 ¥36500〜(平日1泊朝食付き(税別)/1名様)
◆オンライン予約
http://www.akr-hotel.com/reservation/index.html
◆電話予約
ホテル代表 0255-87-2501


撮影・取材・文/川端里恵(編集部)

 

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