毎日、本当にクラクラするような暑さですね。冷たいものにほっとすることもしばしばですが、こういう季節だからこそ、私はできるだけ温かい物を飲むようにしています。体を冷やさないということも一つの理由ですが、紅茶にしてもコーヒーにしても、温かい飲み物のほうが「文化」があるんですよね。ポットを使って、しばらく待って入れる紅茶と、冷蔵庫から出して注ぐだけの冷茶では意味合いが違います。1日に数回、お茶をする“エアポケットのような時間”をつくりたいのです。まったくの自己流ですが、お抹茶をたてていただくことも。そんなとき使うのは、ヴィンテージのカフェオーレカップ。和菓子とお茶が、つかの間の非日常を作り出してくれます。