タレントの小林麻耶さんが、読者の方と「ほっとできる時間」を共有したい、そんな気持ちでお送りする連載です。

今回のスタイリスト福田麻琴さんとのショップクルーズでは、トゥモローランドカレンソロジープラステの3ブランドを巡りました。

ミモレで連載をさせていただくことになったときから、ぜひ一度ご一緒したかったスタイリストさんのうちのひとりが福田麻琴さんです。今回、念願叶ってのショップクルーズでしたが、本当に学びがいっぱいでした。

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大人のファッションの社会性=
シーンに合う、不快にさせないこと


まず衝撃だったのは、「大人の女性のファッションには社会性が必要」という福田さんの言葉。おしゃれ、可愛い、キレイなどファッションと結びつくのはこんな言葉だと思っていましたが、シーンに合っている、不快にさせないことも考える=社会性という意味で、ファッションを提案されるときに使っていたのが、衝撃的で。

きちんと感が求められるシーンでは、無難な黒やネイビーを選びがちだが、こんなきれいな色のワントーンもあり。

でも、福田さんが提案して下さるスタイリングは、ただ社会性があるだけでなく、可愛い! と思わせるもの。確かに私も、観劇する劇場で、会食するホテルのレストランで、といったシーンに合った服を知りたいと思っていたので、これが社会性ということだと思うのですが、でもその状況にふさわしいかどうか、にばかり目がいって、自分が着ていて楽しいとかテンションが上がる、ということを二の次にしがちだったんですよね。