長さや髪質を選ばず楽しめるヘアアレンジの定番「ハーフアップ」。ハーフアップとは、耳から上の後ろ髪を上半分(ハーフ)だけ一つにまとめたスタイルのこと。清楚で上品、知的なイメージに見えることから“お嬢様結び”などとも言われます。キャサリン妃雅子さまもオフィシャルな場でたびたびハーフアップスタイルを選ばれていますね。そんなフォーマルな印象のハーフアップですが、アレンジ次第でカジュアルな印象にもチェンジ可能なんです。アレンジのバリエーションとテイストの違いを見ていきましょう。

結び位置「低め」=清楚、「高め」=カジュアルな印象に


ハーフアップで重要なのは後ろで結ぶ位置。一般的に低めの位置で結ぶと上品でキレイめに、高い位置だとカジュアルではつらつとした印象になります。

低めの位置で結ぶと、頭の丸みが強調されて女らしく優しい雰囲気に。
高い位置で結ぶとこなれた印象に。顔まわりの後れ毛は少し巻いてニュアンスをプラス。
 


お洋服のテイストと髪のイメージを揃える、という方法もありますし、カジュアルなコーディネートにキレイめなハーフアップ、フェミニンなトップスに快活な無造作アレンジ……と逆のイメージの髪型でバランスをとる方法もありますね。

『【40代髪型】短めヘアでもできる「ハーフアップ」アレンジいろいろ』を一挙に見る>>


おしゃれ上級者見えする「超・高めハーフアップ」

ポンパドールに近いくらい高めの位置で結んだハーフアップ。キリッとシャープに見えつつ、前から結び目が見え隠れする大人の遊び心が感じられ茶目っけも。

「ハーフアップ+お団子」で辛口スポーティに

後ろで結んだ毛先をくるりとお団子にすると、よりカジュアルなコーディネートともマッチしやすくこなれた印象に。
 
降りた毛を少し外ハネにするなどニュアンスをプラス。おでこと耳がすっきりと出る分、大きめのアクセサリーが映えます。

お団子もきゅっとコンパクトに結ぶとより辛口に、少しほぐしてボリュームを出すとややフェミニンに。


前髪のあしらいで印象チェンジ!

「低めハーフアップ+おでこだし」でキリリと。お仕事スタイルにもおすすめです。
「低めハーフアップ+後れ毛」でラフに。耳より少し後ろくらいから髪をとって結び、後れ毛を多めに残すと無造作感が出ます。
前髪をしっかり下ろすと可愛らしく。このとき、いわゆるアイドルヘアの”触覚”と呼ばれる耳前の髪を残しておくことが”こなれ見え”のポイント。軽く巻いて耳に少しかかるようにすると小顔効果も。

ひとつ結びできない長さのボブでも後ろめのハーフアップならスタイリング可能。ボブヘアに飽きてきた時や、美容室になかなか行けなくて伸びかけになってしまった時などにも変化をプラスできますね。

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ひと技アレンジを加えてドレスアップスタイルにも

もう少し長さがある方は、結んだ毛先をさらにひと技アレンジすると華やかに。アレンジ上手なエディター鈴木亜矢子さんは、ハーフアップ+お団子のアレンジ。耳から上の髪をゴムで一つに束ね → 最後だけ毛先をゴムに通さず、毛先が上に向くようにお団子を作り → ゴムの先から出ている毛先で、ぐるっとゴムの周りを一周。最後をピンで留めて完成! ピン1本、ゴム一本でできちゃうんです。

上品で知的な低めハーフアップのアレンジは、お招ばれや会食にも好印象。

耳上がすっきりするハーフアップは、これからの気温や湿度が上がる季節にもおすすめです。コーディネートのテイストやシーンに合わせていろいろなハーフアップを楽しんでみてくださいね。

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