現在、英国でもコロナウイルス感染が拡大し、国内は大混乱の状況ですが、そこに至る直前の今月上旬、なんとキャサリン妃のお姿がロンドンの街中で目撃されました。

場所は、ケンジントンパレスから直ぐ近くの書店“ウォーターストーンズ”。
ここでお買い物をしたあと、お車に乗り込むキャサリン妃です。

ちょうどこの頃、英国では“ワールド・ブック・デー”と称する、毎年恒例のキャンペーンがおこなわれていたため、どうやらキャサリン妃も、お子様たちのために、歴史や軍関連の新たな本を購入されたようです。

そんなレアなプライベートショットにワクワクしながら、勿論ファッションもチェック!
撮影されちゃうことも、もしや想定内?とも思える、キャサリン妃のオフ・スタイルを徹底分析します。

キャサリン妃のコーディネートを一挙に見る>>

ご近所にちょっとお買い物にもぴったりなキレイめカジュアル

コート/マルベリー 写真:Backgrid UK/アフロ

ロンドンのご自宅近くでショッピング中のキャサリン妃は、キレイなブルーのコートにニット、そしてスキニーにフラットシューズという、カジュアルながらも上品なファッションでした。

全身をブルー、ダークネイビー、黒と寒色系でまとめられ、シャープで爽やかな印象です。キャサリン妃にとっては珍しい、チェスタータイプのコートに、スキニーを合わされていることで、全体のシルエットがIラインになり、すっきり&ほっそり見えますね。

公務の時にはフェミニンなニュアンスが強いキャサリン妃ファッションですが、プライベートはよりシンプルで、私達に近いスタイルと言えるのではないでしょうか。

髪はダウンスタイルでナチュラルな雰囲気ですが、メークはバッチリですね。
こんな風に、いつパパラッチされてもOKなレベルのオシャレを心がけていらっしゃるのでしょう。

 


公務・プライベート関係なく、お洋服を着回し!

コート/マルベリー 写真:Shutterstock/アフロ

実は今回着用されているマルベリーのブルーコートは、2016年から愛用されているもの。
このコートを初お披露目された時のスタイルがこちらです。この時は公務シーンということで、パンツではなくツイードスカートを黒のタートルニットに合わされ、女性らしさときちんと感のある着こなしをされています。

色目は今回同様、ブルーに黒と、やはりベーシックなダークカラーとコーディネート。明るいのはブルー1色にして引き立たせるのがキャサリン妃流で、なおかつ失敗も少ない、カラーコーデのポイントです。

ここから分かるのは、キャサリン妃がお仕事とプライベートでお洋服を分けるのではなく、両方に活用されるタイプであるということ。
オン・オフの幅広いシーンで活用できるアイテム選びという高度なワザも、着回し上手で審美眼をお持ちのキャサリン妃ならではですね。

着回しニットは先月デビューのアイテムを着回し

ニット/ピュアコレクション 写真:Backgrid UK/アフロ

コートだけではなく、インナーのニットも見覚えがありますよね。
きっと気づいた人もいるでしょう。このニットを初めて着用されたのは、先月の公務の時でした。先月12日、スコットランドと北アイルランドを訪問されたときです。

ピアス/カサンドラ・ゴード 写真:REX/アフロ
写真:代表撮影/ロイター/アフロ

先月の公務のときには、アウトドアジャケットに差し色として、ライトグレーのアウターになじませて、と一日で2通りの着こなし方を見せられたキャサリン妃でしたが、今回は同色のブルーのコートとコーディネート。

コートとニットの購入時期もブランドも異なるのに、見事に色が合っているところが、さすが着回し上手ですね。

カラーコートにはどうしても安全策として、白や黒を合わせがちですが、無難過ぎて、当然オシャレ度は半減。
それをワンランクアップ、センスアップするべく参考になるのが、キャサリン妃のような同色コーデ。色を選ぶ際に、色の鮮やか度合い(トーン)を合わせることがポイントです。

 
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