コロナウイルスの感染拡大によって、一部の会社はリモートワークに切り換えています。フリーランスの人なども、発注元企業からの依頼で、当面の間、リモートでのやり取りにシフトしているケースが少なくありません。今回の感染が終息した後も、リスク管理という観点からリモートワークが拡大すると予想する専門家は多いですから、今のところは直接関係していない人も、自宅での働き方について知っておいて損はないでしょう。

 

感染が最初に拡大した中国では、いち早くリモートワークへの移行が推奨されたことから、多くの人が自宅で仕事をすることになりました。また欧米ではもともとリモートワークが普及していたこともあり、感染が拡大するにつれて、自宅で仕事をする人がさらに増えているようです。

リモートワークへの移行で続出したのが、テレビ会議中に家族が画面に乱入してしまうという、微笑ましい珍事件です。ビシッとスーツを着てテレビ会議をしていたところに、歩行器を付けた赤ちゃんが入ってきてしまい、奥さんが慌てて別の部屋に連れて行くという動画が、世界のあちこちで拡散していました。

つい最近も、クールなキャリア系女性がテレビ会議をしていたところ、パンツ一枚の旦那さんが画面に入ってしまい、頭を抱えるという動画がネットで話題となっていました。

最初のうちは、これも楽しいひとコマですが、テレワークが当たり前になった場合、いつもこうした状況では仕事の効率が下がってしまいます。個室があれば理想的ですが、仕事用に個室を完備できる人は少数派でしょう。

リビングなど家族が共有するスペースでテレワークをする場合には、基本的に壁を背にしてパソコンに向かうのがベターです。机を置く場所がある場合には、机の配置を変えた方がよいですし、それが無理であれば、後ろにスクリーンなどを置くというのもひとつの方法かもしれません。

服装にも工夫が必要となります。

 
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