基本の洗顔STEP2
クレンジングは「赤ちゃんの頭をゆっくりなでる」やさしさで

しっかり落としたいからといって、ゴシゴシこするのはNG。 お友達の生まれたての赤ちゃんの、まだふわふわの頭をなでるように、 やさしくやさしく、そしてゆっくりと指を動かしてなじませましょう!

1.クレンジング剤は“適量”を使う


メイクを落とすときに大切なのが、クレンジング剤の量。 手と肌が直接触れるのを避け、摩擦を防ぐためのクッション役を担うためにも“多い?”と思うぐ
らいたっぷり使うのが正解です。

ミルクタイプは500円玉大より多い量を

 

手と肌の間に常にミルクがあって、指が 直接、肌に触れることなく、スルスルとす べるような状態が正解。ポンプタイプなら 3~4プッシュ、500円玉大よりふたまわりほど大きいサイズを目安にたっぷりと。

 

フォームタイプは5~6プッシュを目安に

 

ミルクタイプと同じく、手と肌が直接、触れないことが大切。泡でメイクを吸い取れるように、全顔にある程度の厚みをもって広げられる量が必要。ピンポン玉3コ分ぐ らいを目安にたっぷりの泡を用意して。
 

2.指で肌を直接こすらないようになじませる

 

クレンジング剤は、指に力を入れずになじませて。常に肌との間にクレンジング剤を感じながら、指をゆっくりやさしく、大きく動かす。

3.目まわりは特にゆっくり

 

肌が薄い目元は薬指と小指で。目頭の上からゆっくり一周し、ひと呼吸おいてメイクが浮くのを待つ。

4.狭いところは薬指で

 

あごまわりや小鼻などは薬指でていねいに。ザラつきやすい箇所で、つい力が入りがちだが、やさしくくるくると!


さらにSTEP3として、洗う時と同じく摩擦ゼロの状態で30回以上「やさしくすすぐ」「こすらずふく」のが石井式スキンケアメソッドだそう。書籍には、基本のすすぎ方やすすぐときの水温など、美肌になるポイントが満載!ぜひチェックしてみてください。

【第2回】田中みな実さんも実践!「たるみをリセットする肌アイロン」とは?

石井美保さん
1976年生まれ。美容誌『VOCE』でのスキンケア連載「人生が変わる美肌塾」をはじめ、20代から50代まで幅広い各誌読者層に支持される人気美容家。現在までに、主宰する美容サロン「Riche」の顧客とVOCE読者に直接スキンケア指導を行い、のべ1500人以上の肌を生まれ変わらせている。また自身のインスタグラム(16万フォロワー)には、肌悩みを抱える女性たちからの質問が日々寄せられている。

 

<書籍紹介>
『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』

著:石井 美保 1350円 講談社

43歳にしてシワなし、たるみなし。透明感あふれる美肌と美貌を保ち続ける美容家・石井美保さん。その美肌にたどり着くきっかけとなった、徹底してこすらない「摩擦ゼロ洗顔」を中心に、毛穴、シワ・たるみ・ほうれい線悩みを改善するスキンケア法や田中みな実さんも実践する「肌アイロン」まで、“石井メソッド”を単純明快に解説。誰でもできる、毎日できる、一生モノのスキンケアメソッドが満載。


構成/ミモレ編集部

第2回「1日1回の「肌アイロン」でたるみをリセットする方法とは?」

 
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