美容室「EARTH」グループ・トップクリエイターのツダ ケイタロウさんに、自宅で白髪染めを使用する際の注意点やおすすめアイテムについてうかがいました。

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Q:セルフで白髪をリタッチする際、失敗しないポイントは?


A:ご自宅でされる一時的なメンテナンスであれば「表面の見える場所」(髪の分け目、生え際、うなじ)だけに絞って薬をつけていくとリスクが少ないです。全体に白髪染めの薬剤が付着すると、毛先まで色が沈着するうえ(しかも非常に脱染しづらい)、髪のダメージにもつながってしまいます。
 

 

Q:顔まわりだけを自分で染めるコツは?


A:クリームタイプをたっぷりと溜めて塗ることです。量が少ないと塗りムラの原因になってしまったり、髪が痛むだけで全然染まっていない、という悲しい事態にもなりかねません。
 

Q:見えている範囲はどのあたりまで染めるのが良いでしょうか?


A:髪の生え際、分け目(つむじまで)がベストです!イメージとしては、「髪を結んだ時に表面に出るところ」と考えると良いと思います。
 

Q:白髪染めはすぐ取れてしまうイメージがありますが、それを防ぐコツは?


A:美容師さん以外の、髪を染め慣れていない方だと、どうしてもカラーは抜けやすくなってしまいます。防ぐ方法としては「放置時間をやや長めに置く」(目安は+5分)ということがポイントですね。説明書に記載されている放置時間+5分程度なら、髪へのダメージが増えるということもありません。

Q:おすすめの白髪リタッチアイテムを教えてください。


A:お出かけ前にさっと塗るマスカラタイプなら失敗なしです
お出かけ前に気になる部分にさっとひと塗りするだけで白髪を隠してくれる、マスカラタイプの白髪隠し。シャンプーで洗い流せるので次のヘアカラーに影響が出ません。手軽に使えるので、次回のサロンカラーまでのつなぎの期間に、1本持っていると安心。

 

EARTHEARTポイントリタッチ
髪色に合わせて選べる、ナチュラルブラウン、ダークブラウンの2色展開。

Q:ドラックストアで買える市販のヘアカラー剤を使う場合のおすすめは?


A:ドラッグストアで買えるものだと、泡カラーのタイプではなくクリームタイプ(カラートリートメントタイプ)のほうが、薬剤が垂れず、狙ったところだけを塗れるのでおすすめです。
クリームタイプは、髪内部に色素が入り込むのではなく、髪の毛をコーティングするだけの製品がほとんどのため、次回のサロンカラーの際にも影響が出にくいというメリットもあります。ただその分、色落ちしやすく、色が定着しにくいというデメリットもあります。白髪をしっかり染めたい、という方には不満が残る場合が多く、現状をぼやかす程度でOKという方におすすめです。


ヘアカラーは、美容師さんも長い期間を経て習得するワザですから、自宅で、しかもセルフで再現するのはなかなかに難しいものですよね。サロンでのヘアカラーへの影響も少なからずあるため、あくまで次回のサロンカラーまでのつなぎ、というイメージで使用するのが良いそうですよ。

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ツダ ケイタロウ

HAIR & MAKE EARTH 五反田店 セレクトアートディレクター
(HP)https://hairmake-earth.com
全国250店舗展開の美容室、EARTHグループのトップクリエイター。各種コンテストの優勝経験を生かし、全国で講習、撮影、ヘアショーのプロデュースなどを行う。劇的髪質改善やデザインカラーなど、高い技術でお客様の「なりたい」を叶える。自身のYoutubeチャンネル「ツダケイタロウの髪大学」では、美容師目線で髪にまつわる学びや豆知識、明日から使える情報を発信。2019年 Japan Hairdressing Award(JHA)東京エリア ファイナリスト。

Instagram→@keitaroh4hair
Youtube→ツダケイタロウの髪大学

文/出原杏子