ゴールデンウィークが明けてからというものすっかり気温が急上昇。初夏の始まりだというのに、早くも夏らしい日が増えてきましたね。
そんな季節の変わり目に“模様替え”したいのがベースメイク。秋冬と同じアイテムを使い続けていると、肌が暑苦しく見えたり、外的環境の変化で崩れやすくなったりしてしまいがち。UVカット効果もパワーアップしたいところ。

何より、肌が古ぼけると印象まで老けてしまうから、今のうちに季節にフィットするアイテムに変えるのがおすすめです。とはいえ、星の数ほどあるファンデの中から自分に合うものを探すのって、至難の業。

そこで気になるカテゴリーごとに旬のファンデを使い比べしていきたいと思います。
今回は、手に入れやすさにも使いやすさにも定評のある信頼のブランド、資生堂の「マキアージュ」とカネボウ化粧品の「コフレドール」。早速、チェックしてみましょう!


①マキアージュの使用感をチェック!

なめらかに伸びてピタッと密着、カラーバリエーションも大充実

 

肌の上にのせた瞬間、なめらかに伸び広がって薄膜でピタッと密着。なじませていくうちにまるで素肌そのものが発光したかのような、でも決してわざとらしくないツヤを演出してくれるところに感動! 
7色もカラーバリエーションがあるから、誰でも自分の肌色になじむシェイドが見つかります。

 


キレイな素肌のような仕上がりがヨレない&くすまない、名品!

 

驚いたのはどこまでも薄づきでありながら、気になる目の下のクマを見事にカバーしてくれたこと。これ1つでコンシーラーの役割まで果たしてくれるという意味でも、大人の大敵=厚塗り感を防いでくれます。
このファンデを試した日は28℃だったのですが、キープ力もバッチリで朝メイクして夕方までヨレない、くすまない! メイク直しいらずで済むところもかなりポイントが高いですよね。


②コフレドールの使用感をチェック!

美容液をつけているようなみずみずしい質感に感動!

 
 

ヒアルロン酸や水溶性コラーゲンを配合しているからか、ファンデというよりスキンケアっぽいテクスチャーがとにかく心地いい。頰や小鼻で悪目立ちしている毛穴や目の下のくすみを光を味方にカバーしてくれる印象でした。
18mlというワンシーズン使い切りサイズもエコで、携帯するのにも便利でいいですよね。よく振ってから使ってください。


わずか1ステップで美肌に過酷な真夏もくずれ知らず

 

さりげないブルーニュアンスのパールが、肌を一気にトーンアップ、なのに白浮きせずにあくまでナチュラルに仕上がるところがスゴイ。さらにコレ、下地効果もあるので、スキンケアのあと1ステップでベースメイクが完了するんですよ。
撮影した場所がものすごく日当たりが良かったんですが、汗をかいても崩れなくて感心しました。35℃くずれ耐久のウォータープルーフタイプです。


<結論>
すっぴんと同じくらい軽快なつけ心地は未だかつてないほど


仕上がりのナチュラルさだけでなく、つけている最中の肌が軽やかで快適なところも素晴らしかった2品。最近、ステイホームでメイクをする機会が激減していたので、夜クレンジングするのを忘れるところでした(そのくらいつけ心地がライトなんです!)。

両者とも紫外線カット効果がパワフルなので通勤や長時間外にいる日も安心して使えそうですよね。本格的な夏が始まったらコフレドールをヘビロテしちゃいそうですが、マキアージュのフレッシュ感な仕上がりは唯一無二な気もするし……どちらも遜色つけがたい素晴らしさでした。

取材・文/石橋里奈
構成/片岡千晶(編集部)