ヨガやストレッチのオンラインレッスンやインスタライブが流行っている今ですが、一部のヨガ関係者、エディター、ファッションプレスの間で、モデルSHIHOの「五感瞑想」が話題となっています。

瞑想は私たちの心と体に効くの? 脳がハッピーになる3つの効果
 

 


人は日々、知らず知らずのうちに、さまざまな思考や感情にとらわれているとSHIHOは言います。「新型コロナの影響でこのような自粛生活の日々が来るなんて思いもせず、2年前から誰でも簡単にできる瞑想法を自分なりに研究してきたんです。私自身がヨガの延長線上で瞑想に出会ってとってもラクになったので、今このような時だからこそ広く皆さんに瞑想を知ってもらいと思っています」。

 

SHIHOの「五感瞑想」は、文字通り「視覚」「嗅覚」「聴覚」「味覚」「触覚」の5つの感覚を内側に向けて集中することで、誰でも瞑想状態に入りやすく、オンラインイベントでは「初めてふわふわとした瞑想感覚を味わえました」「食わず嫌いだった瞑想の良さが分かった気がする」という人もたくさん。宗教的でもスピリチュアルでもなく、少しの間無心になれてラクになるSHIHOの五感瞑想。現在SHIHOが住んでいるハワイよりその総集編が届きましたので、その中身を見ていくと…。

「見ているのではなく、見られているという感覚に集中して。そのまま目を閉じていきます」。SHIHOの柔らかで優しい声のガイドで進む15分ほどの瞑想プログラムです。

冒頭は「瞑想は心のトレーニング」というSHIHOの話で始まります。「やればやるほど、集中力が高まったり、直感力が冴えたり、生活のリズムが変わってきたり。それが面白くて私は毎日瞑想して、心身をリフレッシュ、リセットするようにしています」

その後は、瞑想する上で大切な3つのポイントを説明。

ポイント1:一つのものに集中することで心を安定させます
ポイント2:集中しながらも意識は広く持ち、深い呼吸を繰り返して心を開いていきます
ポイント3:瞑想中にいろんな考えや感情が浮かんできても気にしないようにします

ポイント解説の後は、早速瞑想へ。今回は五感の中でも「視覚」「聴覚」の、普段は意識しないような深い感覚に集中して、徐々に瞑想に入っていく内容でした。

「“見る”のではなく“見られる”感覚を持ちながら、ゆっくり呼吸を繰り返します。次に、その感覚を耳に移します。音を聴くのではなく、音を耳の奥で振動として捉えていきます。深く静かな呼吸を繰り返しながら、その感覚に集中し、心を解放していきます…」

いつでも座るだけでできるのが瞑想。毎日同じようにやっていても、毎回違う感覚に出合えると言います。

五感に集中する、ということがとても初心者には分かりやすく、SHIHOの声と言葉に自然と心地よく導かれていくのが五感瞑想の特徴。ヨガの経験や、宗教的な理解などがなくても、ただ考えや感情をひととき手放してリフレッシュできるという安心感と手軽さが、広く受け入れられる理由なのだと思います。

テレビのニュースやSNSを長時間見ることで、思考と感情がネガティブに傾いてしまったり、いろんな人のポジティブ&リア充発信に逆に疲れてしまったり。そんな状況だからこそまた、多くの人の共感を呼んでいるのかもしれません。

「五感瞑想総集編1」では「視覚」「聴覚」に集中した瞑想を紹介しています。「食わず嫌い」だった人もぜひ一度体験してみてください。知らないうちに緊張していた身体や心が少しほぐれるのを感じて頂けるはずです。呼吸法はハーバード大学客員教授・根来秀行先生の「超呼吸法」を取り入れています。


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「SHIHOの五感瞑想」は、ミモレの連載とSHIHOのインスタグラム(@shiho_style)で随時公開中です。ぜひご覧ください!
 

前回記事「大反響だったSHIHOの五感瞑想イベントの一部始終をレポート!」はこちら>>

動画撮影・編集/ケーアールケープロデュース
文/川良咲子