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48【モデルはまじのお取り寄せ】会えない時期は「おいしい」の贈り合いで心をつなぐ

2020.6.16

浜島直子

ご飯からアイスまで、いつもの味をおいしくアップデート

「こころダイニング」のサクサクしょうゆアーモンド

発酵調味料「もろみしょうゆ」をフリーズドライし、ローストアーモンドやフライドオニオン、フライドガーリックを入れたトッピング調味料。ごはんや豆腐、そしてサラダや麺類、肉魚料理などさまざまなメニューでカリカリの食感と発酵の旨みを楽しむことができます。

はまじ「エディター＆フリーライターの一田憲子さんとお仕事の合間におしゃべりをしていたら、一田さんが『観たかったテレビ番組を見逃してしまったの』とおっしゃったんです。たまたま私が録画していた番組だったので、「ダビングして送りますね」と。家に帰って早速手配をしていたのですが、ちょうど日本でもコロナ感染の拡大ニュースをよく目にする時期。そこで家にあったスティックタイプのマヌカハニーも同封したんです。「こんな時期なので、ポーチに忍ばせてください」と一筆添えて。

後日、そのお礼にと一田さんからいただいたのが、このサクサクしょうゆアーモンドです。これがとにかく万能で、そのままおつまみとして食べてもおいしいし、ご飯や豆腐の上に乗せても、豚しゃぶサラダにチッピングしても、お刺身にも合うの。他の調味料は使わずに、このサクサク醤油アーモンドだけで完璧なおいしさ！あまりにもおいしかったので、食べ終わってすぐに私も頼んでしまいました。さらにこのおいしさを他の誰かにも共有したくて、事務所のスタッフ分と母の日用にも買ってしまったほどです」

カカオの味をたっぷりと味わえる大人のフォンダンカカオ

「PACHAMAMA」のフォンダンカカオ

小麦粉を使用せず、ペルー産100％の無農薬のカカオで作られた「フォンダンカカオ」。酸味のきいたカカオの風味と奥行きのあるリッチな味わいを堪能できます。

はまじ「モロッコ雑貨の買い付けやオリジナルを手がける『ファティマモロッコ』のディレクター、大原真樹さんが送ってくれました。ステイホームが始まって１週間ほど経った時期だったと思います。最初はみんな、非日常が訪れたことで、一生懸命に何かをしようとしていました。SNS でもお絵かきやしりとりバトンが流行り始めていました。でもしばらくすると、終わりが見えないこともあって、私は少し寂しくなっていて。真樹さんに『早く会いたいね』とLINEをしたら、私の元気がないことに気づいてくれたのか、『ステイホームを少しでも楽しんでもらうために、はまじに贈り物をしたので楽しみに待っていてね』って。数日後に届いたのが、このフォンダンカカオです。ちょうどエッセイの執筆中で、最後の章に取り掛かっていた時期でした。コーヒーを淹れて一緒にいただいたのですが、カカオの味が濃厚で口に入れた瞬間、すごく落ち着いたんです。

ちなみに5歳の息子にはビターすぎて『食べられない』と言っていました。『そうだよね〜、うんうん。仕方ないからおちゃーちゃん（私のこと）が食べてあげるね』と言って彼には市販のチョコを。笑。夜には白ワインと合わせ、大人の時間も楽しみました。私からはありがとうの気持ちを込めて、ワインが大好きな真樹さんに『リストランテMAEKAWAの燻製オリーブオイル』を送りました」

大好きな人と会えない時期、「がんばろう」「ありがとう」「元気でいようね」の気持ちと一緒に送ったお取り寄せ。心のこもった贈り物は、「おいしい」以上の幸せをもたらしてくれます。ぜひ、気持ちを届けたい人に贈ってみてはどうでしょう？　次回は、はまじがおうち時間で手に取った本を紹介します。

取材・文／笹本絵里
構成／幸山梨奈

PROFILE

浜島直子Naoko Hamajima

1976年北海道生まれ。18歳でデビューし、”はまじ”の愛称で親しまれる人気モデルに。ブログやInstagramで紹介される飾らないライフスタイルにも注目が集まる。モデルとして活動する一方で、NHK総合「あさイチ」などのテレビ出演するほか、NHKラジオ第１「まんまる」で水曜パートナーを務めるなど多方面で活躍。夫・アベカズヒロ氏とのユニット「阿部はまじ」として絵本『ねぶしろ』（ミルブックス）等がある。また最新刊『けだま』（大和書房）や『蝶の粉』（ミルブックス）など随筆にも定評がある。