❷ 心地よいシルクの接触冷感を取り入れる

 

「夏に着るイメージがあまりないかもしれませんが、シルクってひんやりしていて着ていて気持ちいいんです。外気温に左右されないし、呼吸もしてくれていて、速乾性もあるから、蒸れることもない。触れているところがいつもドライだし、保湿性もあるので肌にも優しい。張り付かないシルエットのものを選べば、より涼しく過ごせますよ。

涼しさはもちろんですが、シルクのツヤ感は、着る人自身の存在感もツヤっとさせてくれるので、大人の女性にぜひ着てもらいたい素材です。

シルクというと扱いが難しいイメージがあるかもしれませんが、最近は手洗いできるシルクも増えているので、夏でも取り入れやすくなっています。今回紹介している3アイテムは、どれもシルク100%ですが、自宅洗いできるものだけ。ぜひ実際に着てシルクの心地よさ、体感してみてください」
 

大草ディレクターおすすめ“シルク”アイテム①
シルクのツヤ感でラフな着こなしも華やかに

 

 

ブラウス¥20000/カオス(カオス新宿) スカート¥19000/ロペ エターナル(ロペ エターナル) ピアス¥28000/モダン ウィーヴィング、バングル¥58000、リング(右手)¥42000、リング(左手)¥48000/マリハ(ショールーム セッション)  バッグ/パロロサ、サンダル/ジャンヴィト ロッシ(本人私物)

NAOKO'S コメント

トップスもスカートもどちらもシルク100%。上下ともにツヤのある素材だとかしこまった雰囲気になりそうですが、トップスはデザインがカジュアルですし、スカートはちりめんのような凹凸があって風合いがあるので、デイリーに着るにもちょうどいいんです。トップスはアウトして着ましたが、素材のおかげでラフになりすぎず、きちんと感とカジュアルのちょうどいいバランスで着られます。

 



大草ディレクターおすすめ“シルク”アイテム②
さらりと着られる開襟シャツ

 

さらりと着られるシルク素材の開襟シャツ。まさにシルクらしい柔らかな白は夏の焼けた肌にもぴったりです。シャツ¥24000/ロペ エターナル(ロペ エターナル)


夏に着るシルク、新鮮でしたね。次回は夏のきれい色について。ともすると暑苦しくなりそうな“色”ですが、どんな色を選ぶと涼しげに見えるのでしょうか?


スタイリング・出演/大草直子
撮影/目黒智子
ヘア&メイク/chiSa(SPEC)
取材・文/幸山梨奈
構成/朏亜希子(編集部)
 

【お問い合わせ先】
アダワットトゥアレグ tel. 050-5218-3859
エスケーパーズオンライン tel. 03-5464-9945
エレンディーク tel. 03-6853-0100
カオス新宿 tel. 03-6274-8221
グローブスペックス エージェント tel. 03-5459-8326
ショールーム セッション tel. 03-5464-9975
ロエフ 六本木店 tel. 03-5786-0877
ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店 tel. 03-5708-5631

第1回「暑いから出したいけれど……二の腕は、この夏どうする?」はこちら>>

第3回「夏の清涼カラーを着こなす」7月24日公開予定
第4回「リゾートワンピースを街で着るときの小物選び」7月29日公開予定
第5回「マスクの時の耳元は何をつける?」7月31日公開予定
第6回「マスクの時の涼しげメイクは」8月5日公開予定