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ズバリ質問「白髪は黒く戻せるの?」に対する医師の回答

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白髪と女性ホルモンの関係性は……アリ?ナシ?

 

さらに、女性ホルモンのひとつである「エクオール」が毛髪の老化(密度の低下、軟毛化、白髪化)抑制に関与することが研究結果でわかってきています。

「女性は成長とともに女性ホルモンの量も変化します。10代〜20代の思春期は女性ホルモンが増加し、身体に影響を及ぼします。髪でいえば、毛量が落ち着いたり、クセが出てきたりします。

また、出産を機に白髪が増えたとクリニックに来院する患者さんもいます。女性ホルモンが乱れるため、血行不良で髪の毛が抜けたり、脱毛・白髪になったりすることがあります。ですが、これは一時的なこともあるため、時期が経つと元に戻ります。

最後は閉経後に白髪が増える可能性。こうやって挙げてみると、女性ホルモンと白髪の関係性は非常に高いことがわかりますね」(浜中先生)。

 

白髪ケア、解決策は?


今までの話を聞くと「白髪が生えてしまったらもう諦めるしかない?」と気持ちが落ちそうになるけど、「そんなことはないですよ」と浜中先生。

「白髪のメカニズムを逆転することは現時点では難しいですが、白髪の原因もたくさんあることがわかりましたよね。ストレスを回避したり、生活習慣を改善したり。女性ホルモンの量が低下しているならその原因を探ってみて欲しい。無月経、生理時不順、更年期障害で早期閉経の疑いがあるなら、専門の先生に診てもらい、対処をすること。これらも大切なケアのひとつと考えてみてください。

健康の基準が変われば体にも変化が現れるため、白髪ケアはゼロではないと思います。さらに精神的なゆとりも出ますし。肌も毎日コツコツとお手入れをしていると、土台から強くなり、(ケアを)していない人とは明らかに差が出ますよね。髪も同じです。肌と同じように頭皮や髪に手をかけてケアして欲しいですね」(浜中先生)。


次回は「白髪メカニズムの研究10年!白髪を増やさない! 白髪ケア3つの対策」を紹介します。

取材・文/長谷川真弓
構成/片岡千晶(編集部)

​第2回「白髪を増やさない基本のシャンプー法【研究15年のスペシャリストが回答】」はこちら>>

第3回「ukaのカラーリストに染めるテクニックを」は8月13日公開予定
​第4回「おすすめのホームケアアイテムの紹介」は8月17日公開予定

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