スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
フレームが小さく(肩幅が狭く)、なかなかネックレスがバランス的に合わせづらかったのですが、最近、毎日ネックレスをしています。重ね付けするときは、上半身の「光度」はもう充分なので、ノーピアスを選ぶことも。
今、私の中で「アツいつけ方」は、シンプルな着こなしに、マディソンブルーのロングシルバー。チェーンが少し太目、長めなので、ハイウエストのスカートやデニムに合わせると、なんか今までと違うバランスでお気に入りです♡ ネックレスのトップとボトムのウエスト位置が近い! みたいな。そうそう、これ、マディソンブルー初のジュエリー、存在感のあるシルバーです。まりこさんに見立てて頂き、思い切って買ってしまいました。毎日のようにつけていて、ああ、買って良かった~~と、「自分の買い物」を自画自賛しています(笑)。
もう1つ、少し懐かしいコインネックレス。きっと、みなさま、1つは持っているはず(笑)。あまりに気になりすぎて、オリジナルで作ってしまったほど。チェーンが特徴で、鎖状になっているので、肌が透けて、軽やかで気に入っています。お持ちのネックレス、チェーンによっては「古臭く」見えたり「重かったり」するので、ぜひ、チェーンを替えてみてください。これは、通常のデコルテレングス。もう少し長めと組み合わせたり、それこそ、マディソンブルーのシルバーとスタイリングしたりします。
マスクがあって口紅が塗れない、リモート会議で上半身が目立つ――そんなことで、ネックレス熱が再燃したのかもしれませんね。
素材、形、チェーンの形状、長さ。「組み合わせ方」にルールはないので、ぜひ、お手持ちを重ねてみてください。1本だけスッと、でも良いし、じゃんじゃん気にせず重ねても。シルバー、ゴールド、もしかしたらレザーなんかも。レイヤーすることで、デコルテの個性ははっきりとしてきます。1つだけだと使いづらかったものも、重ねることで「良さを見直せたり」。この夏、ベーシックな服にネックレスで味付け――を是非♡
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