昨日の続きです。先週末に紙博オンライントークライブでご紹介したもう一つの文具部屋のルームツアーです。

古い文具や雑貨は、私にとってはまさに心のサプリ!古びたものに囲まれると落ち着くということもあり、家具も小物も、時間をかけて少しずつ揃えてきました。

 

手紙を書く、本を読む、日記をつけるなどのための机は、この部屋に2つあり、中でもお気に入りが、この低いレトロな机。ヴィンテージ店の説明によると、昭和初期、番頭さんがこの机で出納帳をつけたりしていたと思われるもので、引き出しのあちこちに墨やインクの跡が残っています。斜めの天板の中は収納スペースで、底に包装紙を敷いて筆記具や、紙類を入れています。造りが凝っていて、ここでペンを走らせるたびに、昔の家具職人さんが丁寧に造っている姿を妄想しては、一人悦に入る私でございます。

 

もう一つの椅子に座る机も、天板を開け閉めするタイプで、昭和40年代の小学校の机に似ています。

 

窓辺に飾った向日葵を挿しているのは、パリの蚤の市で購入した水差し。机に置いているものも合わせて3つとも、、全てフランスのお酒メーカー「パスティス」「ベルジェ」「ノイリー」のヴィンテージカラフェ。カフェやバー用にかつて生産されていた水差しで、世界中にコレクターがいます。デザインがいいだけでなく、とても丈夫に作られているので、我が家でも大活躍です。窓辺のオレンジと黒の表紙の洋書は、ハンガリー語の本。東京蚤の市で購入。表紙デザインに釘付け、飾るためだけに買いました。(ずっとロシアの本と思っていたら、よく見たら、ハンガリー語でした。)

 

壁沿いに一本足で立っている棚は、ミッドセンチュリーなデザインが気に入っています。

 

ここに収まっているのは、一つ一つ海外で購入してきたアイテムたち。例えば3種のキャンドルスタンド。

 

取っ手付きのものは、10年以上前、ミラノの教会に礼拝に行ったら、偶然教会バザーというのをやっていて、そこで売られていた聖職者のもの。「散々使ってるし、4ユーロでいいわ」と教会のおばさまがにっこり。「いやいや、そんな聖なるものをバザーで出しちゃっていいのですか、、」と心の中でツッコミを入れながら、珍しいのと味わい深い佇まいが気に入って、日本に連れて帰ってきました。段差があるレトロモダンなものは、パリのヴァンヴの蚤の市で出合ったもの。木製のペアは、私がまだ局アナ時代に、ズームイン朝の海外ロケで、南半球のタスマニア島に行った時出合った、地元の彫刻家がタスマニアのPINE TREEで作ったという1点物。どれもその頃の映像が浮かぶ宝物です。

次に棚の中のものをいくつか。

 

ロンドンの蚤の市で見つけた、イギリスの老舗紙メーカー「アルジョウィギンス」社の、おそらくノベルティーと思われる陶器製の小物入れ。「アルジョウィギンス」社は、高級レターセットなどによくある透かし入りの紙「コンケラー」で知られる紙の会社。だんだん話がマニアックになってきて申し訳ございません、、、、紙好きの私は、ウィギンスと聞いただけでテンションが上がるのですが、、まさか、その会社のこれまたレアなノベルティーアイテムに出合えるなんて、、、、とその時は大興奮して、大切に機内持ち込みで持って帰ってきた思い出が。
描かれた絵は、当時の職人さんによる紙制作の様子。裏を見るとウェッジウッド製でした。さすがイギリスの老舗紙会社、ノベルティーもちゃんとしたところで作っているんだなあと感心した次第です。

青いポスト型の貯金箱は、10年以上前、パリのシャンゼリゼ通りにある郵便局で、お土産として売られていたもの。パリの昔のポストがモデルだそう。今はもう廃盤になってて手に入れることはできません。パリの郵便局には、その頃、たくさんのフランス郵政オリジナルお土産グッズが存在していました。

古い数字のハンコは、福岡のお店「クランク&マルチェロ」で購入したベルギーのヴィンテージ。

隣は、パリで購入したカフェの灰皿と、古い香水瓶。

棚の上に戻りますが、精巧にできたおもちゃのタイプライター、おそらく当時は動いていたはず。メイドインウエスタンジャーマニーと刻印が、、今は存在しない「西ドイツ」製です。

 

他にも、ブラザーのタイプライターや、置き時計や、マガジンラックや、ランプなど、トークライブでは全て動画でご紹介しました。

 

なんだか古〜いものばかりですが、、私にとっては飽きることも色あせることもない宝物たちのお家、もう一つの文具部屋を写真でご紹介しました。我が文具と雑貨たちも、今回、おしゃれなミモレ読者の方々に見ていただけてきっと喜んでいることと思います。また機会がありましたら、パート3お届けいたします。