ヘアライターさとゆみ(佐藤友美)がチェックする、ニュースな女性たちのヘア&メイク。
『私の家政夫ナギサさん』の特別編では、メイちゃんの新規アレンジが3つ披露されていました。今週は、この3つのアレンジのポイントを徹底解説しながら、「なぜメイちゃんのアレンジは可愛いのか?」に迫ります。

 

『わたナギ』メイ(多部未華子)ちゃんのヘアアレンジバリエはこちら>>

 
【ドラマ解説】
仕事に情熱を傾けすぎて、家事と恋はさっぱりの28歳独身のメイ(多部未華子)。そこに現れたのが「お母さんになるのが夢だった」という50歳のおじさん家政夫ナギサさん(大森南朋)。凸凹コンビがくり広げる、ハートフルなラブコメディ。


メイちゃんの巻き髪は、巻く毛束の「位置」がキモ!


ヘアライターのさとゆみです。

『私の家政夫ナギサさん 新婚おじキュン!特別編』、見ましたか? 私はもちろん見ました。ええ、正座でしっかり見ましたともさ。
でもね、ちょっと物足りなかったー。総集編感が強くて、新規ヘアアレンジが3つしかなかったから! もっと新しいヘアアレンジ、見たかったよーーー!!

という気持ちはアレとして、特別編のメイちゃんの3つのヘアアレンジをよくよく見ると、「メイちゃんアレンジがなぜ可愛いのか」のエッセンスが凝縮されていたと思うので、気を取り直して今回はこれを解説します!

まず、髪をおろした状態のダウンスタイル(髪をおろした状態のヘアスタイル)。
1話からずーーーーっと思っていたんですが、メイちゃんのダウンスタイル、なかなかこれ、凝ってるんですよ。
というのも、髪の巻き方が、ちょっと変わっているんですよね。わかりますでしょうか。
外巻きがね、絶妙にミックスされているのです。
外巻きを混ぜるときは、結構注意が必要で、たとえば頬の横のフェイスラインの髪をいきなり外巻きにしますとコレ、往年の工藤静香さんのようなサーフヘアになります。それはそれでいいのですが、いまやると、ちょっと時代が違うのね。

いま風の外巻きにするときは「みつえり」と言われる場所をリバース巻きするのがコツです。みつえりというのは、耳後ろの毛束のこと。えり足の右端と左端と思っていただければいいかな。ハーフアップで後れ毛ちらっと残すときに、残す部分が、「みつえり」です。
ここの毛束をね、ちょっと太めにとってしっかり外巻きのクセをつけ、それ以外の部分をランダムに巻くと、メイちゃんみたいな可愛い内外ミックス巻きになるわけです。
最後にサイドの髪は耳にかけると、この外巻きが際立ちます。

 

あと、このヘアアレンジ。もうひとつの絶妙ポイントは、カチューシャの位置と、後頭部のボリュームの出し方。
このカチューシャの位置、普通のヘアアレンジに比べて、ちょっと後ろ目なんですよ。しかも、カチューシャが細い! 素材もベロアっぽくて高級感。
これって、THE正統派のクラシカルなカチューシャの使い方です。いわゆる、良家のお嬢さん風アレンジです。加えて、前髪はさらっさらの内巻きブロー。
毛先がどんなに動いても、このカチューシャづかいと前髪のさらさら感が「清純派アイドル感」を担保します。

ただし、この正統派感は、大人がそのまま真似するにはちょっと危険。難易度が高すぎます。これが許されるのは、多部さん以外はギリギリ高校生までだと、私は、思う。
というわけで、私たちがやるとしたら、もう少し太めのカチューシャ&もう少し前の位置に配置しましょう。そうすることで、少しカジュアルダウンできるので、バランスよくなります。

 
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