震災をきっかけに「地元の役に立ちたい」と一念発起!

宮崎ではアートスクールを経営。多数の受験生を指導していた。

ところが宮崎に帰ったところで東日本大震災が発生し、多くの被害を目の当たりにすることに。身近な人に何かしてあげたいと考えた亜紀さんは、自身が高校生の時に“あればいいのに”と思っていた、学校帰りに通い、浪人することなく大学合格を目指せるアートスクールを開校。さらには個人事務所も立ち上げたそう。残るはパートナー探しのみ……となったところで、問題にぶち当たります。

初のタイ旅行で、人々の暮らし方に感銘を受け、タイ移住を決意!


結婚相手を見いだせなかった地元での生活とその理由


「当初の目的だった“結婚相手を探すこと”が、全然できなかったんです。仕事は順調だったけれど、周囲の男性は私のキャリアにドン引きで(笑)。そもそも、30代で独身の人なんていないんですよ。お見合いしてもダメだし、バーで話しかけられても、経歴と年齢でヒューっといなくなっちゃって。そんな時、妹にたまたま誘われて行ったタイ旅行で、現地の人たちが様々な生き方をしているのを見、その多様性と寛容さにすごく感動したんです。日本では変人扱いされていたけれど、ああ、ここなら私も受け入れられるんじゃないかって。帰りの飛行機で妹に“決めた。私、タイに移住する“って宣言したんです」

現在はジョージアで暮らしている亜紀さん。その理由は?!

ここまで読んでいただいてもうお分かりのように、行動力溢れる亜紀さん。なんとその1ヶ月後には、ほぼ全ての家財道具を売り払い、家を引き払ってタイに移住したというから驚きます。 スーツケース一つで飛んだというその後の移住生活、今なぜジョージア暮らし?など、まだまだ気になる点がいっぱいですが、実はミモレで、亜紀さんのアラフォー海外移住ライフ、さらには結婚相手となるパートナーに巡り合うまでのストーリー『Akiのアラフォーで海外に移住したら』が、コミックエッセイとして連載されることになりました!

 

連載の見どころを尋ねると「私ほどドタバタ海外移住してる人はあまりいないと思うので、海外に関心のある方には“この程度で移住できるんだ〜”と、勇気を持っていただけるんじゃないかと思っています(笑)。また、生き方に悩み、年齢に絶望していた状態から、自分にとって何が大事かを見極め、掴み取って行く様子も描いているので、今葛藤している方であれば、一緒に悩みを共感していただけるかもしれません。そうでない方なら、“私もこんな時あったな〜”なんて、面白がっていただけると嬉しいです」。

コミックエッセイ連載は、9月18日(金曜日)よりスタート。ハラハラ、ドキドキな展開に、更新が待ちきれなくなること間違いなし。どうぞご期待下さい〜!

文/井筒麻三子
構成協力/藤本容子
この記事は2020年9月16日に配信した人気記事の再掲載です。
 
 
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