【浅倉さん流・手放す服のルール】


①知り合いを通して、海外に寄付

「現在、定期的に家の掃除をお願いしている方を通して、着なくなった洋服や、サイズアウトした子供服などをフィリピンに送っていただいています。日本から送ったものをとても喜んで着てくださると聞いて、私も何かお役に立てているのかな、と感じます。
身近に譲る人がいない場合、Brand Pledgeというサービスがオススメです。服や小物、バッグ、アクセサリーなどの買い取り金額分だけ寄付できるんです。『自然・環境を守りたい』『子どもに教育を届けたい』など自分が関心のある課題から寄付先を選べるので、社会問題にも目を向けるきっかけにもなるし、断捨離を通じて世界と繋がっている実感を持てます」(浅倉さん)

 


②流行バッグよりも、自転車生活に適した実用バッグに

「ファッションが好きだったこともあり、20〜30代半ばまでは、服やバッグなど、いいなと思ったら飛びついていた時期がありました。それこそバッグは”戦闘服“でしたね。今考えると着飾ることで、自信のない自分を守っていたのかもしれません。
今ではそんな「流行バッグ」はどんどん手放して、より実用的なバッグばかり使うようになりました。今残しているバッグのほとんどは「ショルダー付き」。子どもの送り迎え、買い物などはほとんどが自転車なので、両手が空くショルダーは私にとって必要不可欠なんです。今は家で仕事もするようになったので、通勤バッグも必要ないし、より生活に適した実用性のあるバッグを残しています」(浅倉さん)

 
これでもバッグは半分以上、人に譲りました。新しいものはしばらく買っていません。(浅倉さん)


【浅倉流クローゼットの掟】

仕組みは合理性、服は倫理性を徹底する
大好きだからこそ、持続可能的なファッションを選び、本質を見極めたい。

取材・文/松田祐子
 撮影/芝崎テツジ
構成/朏亜希子

 

第1回「【収納術】無印&IKEAで効率化!おしゃれな人の美的クローゼット」はこちら>>

第2回「【断捨離】秋になる前に「残す服&手放す服」7つのポイント」はこちら>>

第3回「【断捨離】チャリティフリマで100着完売して見えてきた、必要な服の基準とは?」はこちら>>

第4回「​【収納術】ライフスタイルプロデューサーが教える究極の「時短クローゼット」とは?」はこちら>>

第6回「​【マンション収納】少ないスペースでもすべて収まるミニマム整理術とは?」はこちら>>

第7回「​【衣替え】省スペースで美しく暮らす「服を増やさない」7つの掟」はこちら>>

第8回「【衣替え】無印・ニトリ・天馬…1番使える「収納ケース」はどこ?失敗しない選び方の極意」はこちら>>

第9回「【衣替え】夏のサンダルを来年も綺麗に履くための”基本のお手入れ”7」はこちら>>

第10回「【収納術】モデル鈴木六夏の「衣替えしない前提」の等身大クローゼットとは?」はこちら>>

第11回「【断捨離】後悔しない「服の減らし方」とは?モデル鈴木六夏の6つのルール」はこちら>>

第12回「ユニクロとZARAが定番!モデル鈴木六夏のミニマムクローゼットの中身とは?」はこちら>>

 
  • 1
  • 2