こちらの写真のアイテム、なんだかご存知ですか?
アメリカ・サンフランシスコで生まれ、一昨年、日本に上陸したシリコーンバッグです。こちら、いろいろなことに使える最強のエコ・アイテムなのですが、「エコ・アイテム」と言われてもピンとこない皆さま、何が「最強」なのかを写真でお見せします!

 


1)マイナス18℃から250℃までOK。


→つまり、冷凍・冷蔵用の保存容器としても使えますし、電子レンジもオーブンでの調理器具としても使えるのです。


2)100%ピュアプラチナシリコーン製の食品用品質。


→天然資源のシリカ(砂)と酸素が原料の安心クオリティ。食品はもちろん、子どもや動物にも安心なのです。

 


3)洗って何度も繰り返し使えます。


→使用後に洗えば、何度でも使えます。使い捨てのプラスチック袋と異なり、ごみを出しません。食洗機もOK。においや色もつきにくい素材です。

 


4)サイズも色も豊富で用途は無限大。


→調理用にはスタンドアップタイプが便利ですが、S・M・Lとサイズは豊富。小物などを入れるポーチとしても。


5)プラスチックごみを減らすことができる!


→レジ袋を使わないなら、ジップ袋の使い捨てもやめませんか? この小さな一歩が大きな変化へ繋がります。

 

日常生活のさまざまなシーンで利用されているプラスチック製品。私たちはこれまで、どれくらいの量のプラスチックを捨ててきたのでしょうか?

使い捨てられたプラスチックが自然環境へ流出してしまうことは少なくなく、それらは最終的に海へと行き着きます。今、世界の海に存在すると言われているプラスチックごみは合計で1億5000トン。そこへ少なくとも年間800万トンもの新たなプラスチックごみが廃棄され続けているのです。

この海へと流れ着いたプラスチックごみは簡単には自然分解されません。次第に小さなプラスチック粒子になりつつ、数百年以上(!)もの間、海中に残り続けるのです。これらのプラスチックは海を汚染し、生態系に与える影響は甚大なもの。これがいわゆる“海洋プラスチック問題“です。早急な対策が世界規模の課題となっています。

 

また、プラスチックには、合成化学物質が含まれています。食品をプラスチック容器で包装・保管するとき、特に容器ごと加熱するときに有害な化学物質が食品へ浸み出す可能性があります。それらが体内に入ることによる健康への影響も懸念されているのです。

こうした背景から、アメリカ・サンフランシスコで生まれたのが100%天然素材からできた安全なシリコーン製バッグ、「スタッシャー」です。日本でも今年からレジ袋が有料になり、エコバッグを持ち歩く人が増えました。使い捨てのジップバッグは確かに便利ですが、「脱・プラスチック」の今の時代、調理器具も“マインドリセット”しませんか?


次回はこのスタッシャーを使った松本有美さん監修のレシピをご紹介します。

例)
ミートソースの材料をスタッシャーに入れて冷凍しておけば……
電子レンジでいつでもミートソーススパゲッティが完成!

 

 

『冷凍の達人!ゆーママが教える “スタッシャー“で冷凍ミールキット』
料理監修:松本有美
2500円(税別) 講談社刊

スタッシャー(スタンドアップタイプ)とレシピブックがセットになった付録つき書籍です。冷凍ミールキットで人気の松本有美さんがレシピを監修。電子レンジですぐできるしょうが焼きにカレー、オーブンに入れるだけのチャーシュー、保存しておけば安心のミートソース、ボウルも型もナシでできるガトーショコラなど簡単美味しいレシピで毎日のごはん作りがラクになります!

書店ほかにて好評発売中!

*スタッシャー公式サイトはこちら>>


写真/結城剛太
取材協力/首藤奈穂

 


第2回「捨てないジップ袋「スタッシャー」でつくる簡単レシピ3選」>>