サーフィン+αで、家族で楽しみを見つけてみては?


まずは、週1のサーフィンが旦那さんの楽しみなのだとしたら、サーフィンと組み合わせてもうひとつ、家族みんなで楽しめるものをプラスするというのはどうでしょうか? たとえば海でバーベキューをするとか、帰りにショッピングモールやアウトレットに寄って買い物をするとか。これなら旦那さんも受け入れやすいのでは?

おむつやミルクに関しては、旦那さんができないというよりも、あなたがやってしまっている部分もあると思うので、まずはきちんと頼むこと。「パパ、ミルクつくって! ここに粉をこれだけ、お湯をこれだけ、振って!ハイ!」と託して、できたら褒めましょう。「パパがつくったミルクはよく飲むね〜!」って(笑)。子どもにも「パパのおかげだよ〜。こんなに大きくなって、ミルクおいしかったね〜」など声がけをしたら、パパにも喜びが伝わり、自ら動くようになるかもしれません。子どもに対しても、「俺のミルクを飲んで育った子」と思うことで、関心も増していくと思います。

ポイントとしては、いきなり色々任せるのではなく、まずはミルクづくりなど簡単なものからお願いすること。最初は、粉をこぼされたり洗い物が増えたり「自分でやるほうが早いな」と思うこともあるかもしれないですが、これまで何もやってくれなかった人が、必ずミルクだけはつくってくれるようになれば、まずは大きな進歩です。

または、子どもたちにも「パパやって〜」とおねだりしてもらったり、「パパが帰ってきたら玄関までよーいどんしようね!」と言って、帰宅したパパをお迎えするなど、子どもとパパとのコミュニケーションも育んでいけたらいいですね。もしかしたら旦那さんは仕事が忙しすぎて、母と子どもだけの世界ができあがっている家の中に、自分からどう入っていいのかわからないでいる、という可能性もあります。なので、積極的に頼ったり、子どもとの会話を促すことが、彼に家の中での“居場所”をつくってあげることにつながるかもしれません。

あなたはとてもポジティブな方なのだろうなという印象を受けました。ペンネームも「明日があるさ」ですし! 相談文も事実を簡潔に書いていらっしゃって、「夫と離婚するのではなく、彼を変えたいのだ」とシンプルに考えているところから、きっと明るい方なのだろうな、と。だから、明るく自然に旦那様を立てながらそういう形にもっていくことができると思います! 頑張ってくださいね!

最後に、あなたからも「ありがとう」と「あいしてる」をきちんと伝えてくださいね。これを機に、新しい夫婦の関係がスタートしますように。変化が見られたら、ぜひ教えてください。

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取材・文/宮島麻衣

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