ワンピースと合わせて、キレイめお仕事スタイルにアレンジ

2014年7月撮影。ワンピース/ステラ・マッカートニー 靴/スチュアート・ワイツマン 写真:Splash/アフロ

基本的にジャケットを着用されるのは、スポーツ関連の公務の場合が多いキャサリン妃ですが、こんな鮮やかなワンピースとのコーディネートもお気に入りです。

スポーツにぴったりのブルー系グラデーションは、爽やかで老若に好感度が高いカラーコーデですね。
今では当たり前になった、キャサリン妃やご一家のファミリーカラー「ブルー」も、この頃から定着したといえるでしょう。

ジャケットのウエストには絞りが、そしてワンピースもハイウエストの切り替えデザインなので、難なく簡単にコーディネートが完成。しかも、脚長に見えると思いませんか?
 

 

ときには、プリントのボトムでジャケットスタイルに遊びを効かせて

2016年9月撮影。パンツ/ギャップ 靴/モンスーン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

このジャケットを着られるようになり5年も経つと、こんな挑戦もされるようになったキャサリン妃。
同じスキニーでも、今度は柄物。エスニックなイカット柄のパンツとのコーディネートです。ブランドはギャップと、プチプラアイテムとの着回しです。
目に華やかなパンツをメインにし、あとはトップスを白、靴もヌードカラーと控えめでプレーンなものと合わされているところも、さすがお上手です。

しかしながら、これまで柄物やカラーパンツといったクセの強いパンツは、一度っきりの登場ということが多し……。実はこのパンツもこれ以来お目見えしていません。
お似合いではあるけれど、キャサリン妃っぽいかというと微妙……?!
やはり、ボトムはベーシックなものがしっくりくるようです。
 

ZARAのワイドパンツと合わせたプチプラコーデを披露

2020年2月撮影。リブニット/マンゴ パンツ/ザラ スニーカー/マークス&スペンサー 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

今年の2月にも、スマイスのジャケットを着用されたキャサリン妃。
ここ数年でパンツのバリエーションが広がり、愛用のジャケットにワイドパンツを合わされたスタイルで登場。しかもパンツのブランドはザラと、思わず真似して買いたくなってしまう着回しですよね。

足元にはスニーカーでトレンドをさり気なく取り入れられ、ジャケットコーディネートが進化!
個人的には、正直ちょっとやりすぎ感?という気がしなくもないですが(笑)。スニーカーではなくブロックヒールのパンプスの方がスッキリ、よりキャサリン妃らしいスタイルになったはず、と思います。
 

キャサリン妃の最新ジャケットスタイルは、ワイドパンツを合わせてトラッドに

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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そしてこちらが先月20日のキャサリン妃ファッションです。
最近の傾向であるワイドパンツとのコーディネート。インナーには、お仕事内容とリンクした、レインボー(医療従事者への感謝と支援の意)柄のブラウス(Lisouのもの)を合わされていました。

まだ確定はしていませんが、パンツはジャケットと同ブランドではなく、以前からお持ちのジグソーのものを着回された模様。
それにしては完璧すぎる、バランスとシルエット!どう見てもセットアップ?!としか思えないほど、ジャケットともキャサリン妃の体型にもピッタリですね。

トラッドテイストで、オリジナリティとロイヤルらしさが感じられる、まさしくキャサリン妃らしいスタイル。私の中では、このジャケットスタイルは今年のベストファッションの上位に入るかもと思うほど!

愛用のジャケットを通して見る、キャサリン妃の9年間の着回し術と挑戦。
気づけば、ジャケットに合わせるのは、スキニーからすっかりワイドパンツが主流となっている今年。ますますエレガント&スタイリッシュに進化し続ける、キャサリン妃のジャケットに注目です。
 

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)
(この記事は2020年11月5日に掲載されたものです)

 

前回記事「キャサリン妃の赤のコートスタイル一挙紹介「最新コートはハンサムな赤!」」はこちら>>

 
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