40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしてても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピから始まった、お料理連載。ゆる〜っと簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理が揃っています。

 
 


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秋冬になったら食べたくなるもの、と言ったらやっぱり鍋ですよね。基本、面倒な工程はなくて楽だし、あれこれ入れれば栄養も取れるし、締めのご飯まで一つの鍋で済んじゃうし……。なんてエライんだ! 寒くなったらもう、毎日鍋でもいいくらいだわ〜とこっそり思っているほどです。当然、頻繁に我が家の食卓に登場するわけですが、数ある鍋の中でも、ダントツ一番の頻度で登場するのが、ご存知、妹尾河童先生が広めたピェンロー鍋です。

当初は教え通りに正しく作っていたものの、次第に我が家流にまとまったので、今回はその作り方をご紹介。本来は塩を後から加えてタレを作るのですが、どうしても塩分摂取量が多くなりがちなので、タレなしでも味が決まるように。さらに、シンプルな鍋なので旨みを加えるべく、鶏モモ肉を鶏手羽先に替えて、骨からも出汁が出るようにしたことがポイントです。
素材も入手しやすいものばかり、思いついたらすぐできるので、今日の夕ご飯に、いかがでしょう〜?

思いついたらすぐ作れる、我が家流・ピェンロー鍋


 材料(約二人分)

・白菜 1/2個
・手羽先 6個(約400g)
・豚バラ薄切り肉 250〜300g
・干し椎茸 6枚
・春雨 50g
・酒 100ml
・塩 大さじ1
・水 1ℓ
・ごま油 適量
・一味唐辛子 適量

 作り方   

1 干し椎茸は一晩水につけて戻す(または、大きめの耐熱容器に椎茸が軽く浸る程度の水を入れ、ふんわりラップをして3分レンジにかけ、冷ます)。

2 春雨は水で戻しておく。

3 1は水気を切ってカットし、戻し汁、水と共に鍋に入れ、強火にかける。

4 白菜は1〜2cm程度の幅にカットし、根元の白い部分を3に入れる。

 

5 4が沸騰したら、酒、塩を加え、手羽先、白菜の緑の部分も加える。

6 5が再度沸騰したら弱火にし、ごま油を「の」の字を描くようにして入れ、30分煮込む。

7 6に豚肉をほぐしながら加えて、一煮立ちさせる。

 

8 7のアクを軽く取り、2の春雨を加え、火が通ったら再度ごま油を少量まわしかけて、出来上がり。

9 食べる際は、お好みで一味を振って。


「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
ではまた来週土曜日に、お会いしましょう〜!


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撮影/Yas
この記事は2020年11月21日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。

 

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