雅子さま17年ぶりのお言葉...皇后としての気品あふれるローブ・デコルテ

 

立皇嗣の礼 朝見の儀では、雅子さまはローブ・デコルテをお召しに。公式行事としてはおよそ17年ぶりに、「この度の御儀が滞りなく行われましたことを喜ばしく思います。どうぞこれからもお健やかにお務めを果たされますように」と笑顔でお言葉を述べられ、話題となりました。2020年11月8日、皇居・宮殿 正殿「松の間」にて。写真/宮内庁提供

 

ローブ・デコルテは半袖のシンプルなデザイン。雅子さまらしい凛とした気品に溢れています。トップレディの証であるティアラと宝冠大綬章(ほうかんだいじゅしょう)を身につけられた皇后の正装です。写真/宮内庁提供

 


立皇嗣の礼では雅子さまのお印、ハマナス文様の装束で

 

立皇嗣の礼のなかでも中心となるのが立皇嗣宣明の儀。雅子さまは藤色のハマナスの文様の小袿(こうちぎ)に紫色の単衣(ひとえ)、緋色の長袴(ながばかま)の装束をお召しになりました。ハマナスは雅子さまのお印です。2020年11月8日、皇居・宮殿 正殿「松の間」にて。写真/宮内庁提供


神聖なオフホワイトのロングドレスで皇后としての品格を

 

Aラインに広がるオフホワイトのロングドレスは、シンプルなシルエットが雅子さまの美しさを際立たせる参拝服。帽子のあしらいとジャケットの裾のデザインがリンクしていて、モダンな印象も。ジャケットの襟と裾にラウンドのカッティングがほどこされ、まさに皇后らしい品格と柔和な優しさが表現されたセットアップです。明治神宮の創建100年を祝う、明治神宮鎮座百年祭のために参拝されました。2020年10月28日、東京都渋谷区・明治神宮にて。写真/毎日新聞社/アフロ


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/佐々木奈々子、片岡千晶(編集部)

 

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