皆さま、新年の抱負はもう立てましたか? 「まだ」という方は、まずはクローゼットの整頓から手をつけてみるのはいかがでしょう。

「一年の抱負を考えるために、なぜクローゼットを?」と思ったあなた。まずは、webマガジン「PureWow」が、こんまりこと近藤麻理恵さんに訊いた、クローゼットの片付けの極意に目を通してください。

写真:REX/アフロ

2019年に配信スタートした、Netflixのお片づけリアリティ番組『KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜』で世界的知名度がさらにアップしたこんまりさんですが、彼女はクローゼットにあるアイテムすべてに、以下の4つの質問をクリアしているかどうかを考えて取っておくかどうかを決めるそう。

 


1.このアイテムは何の目的を果たしているのか?
 

そのアイテムがあなたの人生にもたらしたものを測ってみることは、片付けをするときに欠かせないのだそう。「ある洋服を手放す前に、それが自分の人生でどんな役割を果たしたかを考えます。もしそれを一度も着たことがないとしても、それはあなたに、あなたには何がふさわしいかという意味のある教訓を教えてくれたはず。そのアイテムに感謝することは、手放す罪悪感を消し去るだけでなく、あなたの未来のライフスタイルにおいて、どんなアイテムがふさわしいかを明確にしてくれることにも繋がります」
 

2.このアイテムのための「ホーム」があるか?


何かを保管しておくためには、自分のスペースにそのアイテムのための「家」を作らなければならない。こんまりさんは、引き出しの中にボックスを使ってたくさんの小さな家を作るのが大好きだとか。たとえばキャミソールのための小さな箱や、ソックスのための細長い箱、などなど。「それぞれのアイテムにはそれに見合ったデザインの保管スペースが必要なのです。それぞれのアイテムのための家をあてがってあげることで、あなたは1日の終わりに、それらをあるべき場所に戻し、狭いスペースを管理することが可能になります」

3.そのアイテムに対して充分な感謝を見せたか?


こんまりさんは彼女の片付けメソッドがあなたの思考の在り方まで変えると言います。そのアイデアとは、掃除を愛の溢れる感謝の気持ちを持ってすること。そうすることで、掃除は苦痛ではなくなるとか。「そのアイテムはあなたをサポートしてくれます。あなたが着た洋服やアクセサリーをしまうときには、感謝の気持ちを表す時間を持ちましょう。この練習は、あなたが日々の生活の中でどれだけたくさんのものがあなたの心に平和をもたらす手助けをしてくれているか気づかせてくれるはずです」
 

4.そのアイテムにときめきますか?


こんまりさんのメソッドで最も特徴的であるのが、この、「ときめき」の重要性。こんまりさんは、あなたが触れるたび、見るたび、着るたびに毎回ハッピーになれるアイテムだけを所有することを勧めています。「ときめくアイテムだけを残して、そうでないものは手放すこと」。それが彼女の信条。「その結果、あなたはもっと幸せで平和な気持ちを手に入れるのです。何度も自分自身にときめくものを問い続けることで、あなたは人間関係や仕事など、人生のほかのエリアでも変容を遂げていくでしょう」。


ここまで読んでいただいて、人生とクローゼットの相関性について気づかれたでしょうか。

女のクローゼットって(特にアラフォー以降は)、その人の人生の縮図のような気がします。持ち物から価値観や美意識、センスが浮き彫りになっているのはもちろんのこと、いろんな過去の思い出や、なりたい自分像、そのすべてが詰まっているから。もう不要になったり、今のあなたにふさわしくない/心がワクワクしないアイテムで大切なクローゼットのスペースが占領されていたら、新しい、今のあなたを素敵に見せてくれるはずのアイテムが入ってくるスペースは生まれませんよね。

そんなわけで、私も早速、クローゼットの中のワードローブたちを見直しつつ、2021年になりたい自分を考えてみたいと思います。

2021年のあなたにふさわしいのは、どんなアイテムですか?
 


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