もう2ヶ月も前の話になりますが、11月に42歳の誕生日を迎えました。

夫がサプライズで豪華なお花をくれたのですが、その花の絵を描いて欲しいとリクエストされまして…(ご要望付きプレゼント!?)。久々にお花をもらってとても嬉しかった反面、実は心の中で「今はそういうコンディションじゃない!」と、冷や汗をかいていました。

というのも、私、日本から画材を持ってきていなかったんです。

使い慣れた仕事道具を持ってこないなんて!!と自分でも突っ込みたくなるのですが、言い訳をさせて頂くと、ひとつは、日本を出た時点でどこに引っ越すのかが決まっていなかったので、移住先で何が必要かがわからず「必要最低限」から漏れてしまった為…。

そしてもうひとつは、行った先で揃うだけの画材で絵を描いてみようというチャレンジ精神から。タイでだって、インドでだって、それなりにちゃんとした画材が手に入っていたんですもの。大丈夫でしょう、と高を括っていたのです。

ですが、ジョージアには私たちが想像していた以上に物がありませんでした。筆一本買うにしても、一種類しか置いてなくて、デザイン、品質、価格、全てにおいて選択肢がないんです。国内外の色々なメーカーの物が揃う日本では考えられませんよね。



そして、さらに夫がYoutube動画撮影を提案してきたから、もう大変!!え~~~!納得していない画材で描いた絵を皆さんに披露するなんて〜〜!?

しかも相手(モチーフ)は、花!

花屋で2週間持つと言われたと言うけど、そんなの買ってきた今が一番美しいに決まってるではないかー!!さらに数日後にはまたロックダウン状態になるとの情報も入っていて、画材が手に入らなかったらどうしよう…と、心臓バクバク。

結局、その日のうちに急いで画材を買いに行き、翌日に制作を開始。花を窓辺に置き、窓をうっすら開けて(寒い!)、花が少しでも長生きするように気を使いながら、急いで絵を描いたのでした。

 

 

そんなこんなでドタバタと絵を描き始めた初日の夜。私は興奮のせいで全く眠れませんでした。

翌朝、ぐったりしている私を見て「絵を描くことがアキちゃんにとってどういう事かがわかった。」と少し申し訳無さそうな夫。

夫は普段数秒で眠れる人なのですが、サッカーの試合があった日の夜だけは、アドレナリンが出続けて眠れなくなってしまうんです。絵を描く時も、試合と同じ様に心と身体の準備が必要なんだねって。わかってもらえて嬉しいです(笑)



と、まぁ、そんなこんなで、結果的には現地で手に入る画材のみで絵を描くというチャレンジも出来たし、自分のタイミングを待っていたらいつになってたかわからないので、こんな機会を与えてもらえて良かったなと思っています。

前回ご紹介した2枚の絵は水彩で描いているのですが、こちらはアクリル絵の具を使い3日間かけて描いています。そして、夫の提案通り、その絵を描く過程を動画にしました。筆が揃わず、指で描いているところがワタシ的見どころです。ぜひご覧ください〜。

Youtubeチャンネル 色のある暮らし
私が見ている色の世界

また、次回はこの動画のテーマである「私が見ている色の世界」について詳しく書こうと思います。陰の中、黒いもの、暗い世界にキラキラとチカチカと色んな色が見えるというお話です。