まだまだ終わりの見えないwithコロナ生活。おうち時間が増えたことで、下着選びもより快適に、心地よさを重視する方向へとシフトしましたよね。今までとは下着に求めるものも変わってきたと思います。中でも人気のカップ付きキャミソール、昨年から着る機会が増えたのでは?着心地は良いけれど、これって実際胸にとって良いのか悪いのか……そんな疑問を、下着ブランド「ワコール」「トリンプ」に聞いてみました。テレワークやおうち時間におすすめの下着もあわせてご紹介します。

 


Q:ラクなので、ついついカップ付きキャミソールばかり着てしまいます。胸にとってのメリット、デメリットはある?


A:週末使いは良いけれど、毎日着用し続けるのはNG!日常の動作で、胸の崩れを招いてしまいます。

「バストは日々“重力”と戦っています。加齢や揺れなどの外的要因が、胸の下垂を招きます。また、乳房を支えているクーパー靭帯は、一度伸びてしまうと、二度と同じ位置にバストが戻ることはありません。バストのこれからの‟きれい“を考えれば、重要なのはバストを重力や揺れなどから守ること。カップ付きキャミソールは、例えばソファで映画を見る、といった動きのない時には胸を締め付けずリラックスできるので良いのですが、日常の動作(歩く、掃除をする、自転車に乗る等)での胸の揺れを支えきれません。なので、通常からカップ付きキャミソールを着用し続けることはおすすめできません。おうちでゆっくりする日はカップ付きキャミソール、動いたり出かける時はワイヤー入りブラ、と使い分けるのがおすすめです」(ワコールPR:村田さん)

「カップ付きキャミソールは、ワイヤー入りブラジャーに比べて、違和感や知らないうちに圧迫感がストレスになったりすることが少ない点はメリットになります。またサイズが合わないブラジャーを着けることでバストをつぶしているなど、無意識にしているタブーがなくなることで、バストの崩れを防ぐように思います。デメリットとしては、運動や走る、歩く際などのバストの動きをサポートする事は出来ないので、個人差もございますが、長い目で見るとワイヤー入りブラジャーに比べてバストの形が崩れやすいように思います。また、楽だからといって、通常はMサイズなのにLサイズを着用する事は、カップの中でバストが揺れる原因となるためNGです」(トリンプPR:今井さん)

 


Q:ワイヤー入りが窮屈で苦手。着心地を重視したい日のおすすめは?


A:ノンワイヤーでも、バストケアができるタイプがおすすめです。

「下着で心地よく過ごしたいということでしたら、ノンワイヤーのブラジャーということになりますが、ミモレ世代の方はバストが柔らかく、形が崩れやすくなる年代。なので、バストケア(バストメイク)の観点ではS・M・L表示のブラジャーを着け続けるのはNG。着心地優先でも、おうち時間以外で着用するなら、バストケアのためにはバストサイズにきちんと合うものを選ぶ必要があります。ノンワイヤーでありながらバストをしっかり支えてくれる『SUHADA ONE』や、ラクな着け心地で形をきれいに保てる『GOCOCi』などがおすすめです。

また、胸にワイヤーが当たって痛いという方は、若い頃と同じ”正円型”のワイヤーを選んでいる方が多いんです。胸が正円→楕円型になってくる年代なので、ワイヤーの形もカラダに合うものを選び直しましょう」(ワコールPR:村田さん)
 

SUHADA ONE ¥5600~/ワコール
小さくてしなやかな樹脂フレームが、バストをしっかり持ちあげ、ノンワイヤーでもふっくらとバストメイクできます。カップサイドは体になじむ設計で、脇もすっきりとした印象に。
GOCOCiレーシィハーフトップ¥4500/ワコール
一枚仕立ての伸びやかなハーフトップ。左右一体型のピーナッツ型パッドを内蔵し、立体的なバストと安定感のある着心地をキープ。選びやすいワンサイズでギフトにもおすすめです。


こちらもおすすめ!

デザインフォーライフ521 ブラジャー¥4500/トリンプ
全方向に伸びるカップで、着ける人を選ばないフィット感。カップ内側でクロスさせたサポート布で、バストを持ち上げ横広がりをおさえます。ボンディング仕様なので、肌あたりがよくストレスフリーな着けごこちです。
 
  • 1
  • 2