40代からパリ生活を始めた無類の食いしん坊・井筒麻三子が、「のんびりゴロゴロしてても、美味しいものが食べたい〜」と考え出したレシピから始まった、お料理連載。ゆる〜っと簡単なのに、小洒落た美味しいものが作れるから、お料理が苦手な方、「今日の献立を考えるのが面倒」という時にこそ、ぜひ作って欲しいお料理が揃っています。

 
 


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以前「ドレッシングのレシピを教えて欲しい」というリクエストを受けて、動画でご紹介をしたのがこちらの胡麻味噌ドレッシング。動画を観て作ってくれた友達の旦那さま(フランス人)に大好評で、彼女のおうちではすっかり定番になっているという嬉しい報告をもらったレシピでもあります。

動画を作った頃は白味噌を使っていたのですが、我が家の白味噌がなくなっちゃったので普通の信州味噌で作ってみたら、全然OKでした(笑)。ですので、今回は普通のお味噌バージョンで。はちみつの量を少し増やし、お酢をホワイトバルサミコにしましたが、もちろん白ワインビネガーでも。

華やかなサラダを作るコツなのですが、そもそも私にとってサラダは、食卓を華やかに見せるための彩りという扱いだったりします。グリーンがあるだけでもパッと明るくなりますし、赤、黄色、オレンジ…といった野菜が入ればさらによし。

野菜だけでもいいですが、サラダをさらにこなれた印象にしてくれるのが、フルーツです。鮮やかな果実の色が華やかに見せてくれるだけでなく、甘みや酸味が入ることで、野菜の味がより引き立ちます。よく考えたら、ドレッシングを作る際は、塩とオイルに加えて酸味、そしてほんのちょっとの甘味を加えたりしますよね。その延長だと思えば、フルーツはサラダの華やかさと美味しさをアップしてくれる便利素材なのです。

合わせるフルーツは、季節のものならばなんでもOK。冬の今なら、りんごやオレンジを加えるとパッと明るく可愛らしくなりますし、ねっとりとした甘みが胡麻味噌ドレッシングと好相性の洋梨は、あえてシンプルな葉野菜と合わせて2色だけにし、お皿の色で遊ぶのも楽しいです。

フルーツ入りサラダによく合う、胡麻味噌ドレッシング


 材料(使い切りやすい量) 

・ホワイトバルサミコ(または白ワインビネガー) 大さじ1
・はちみつ 大さじ1と1/2
・味噌 大さじ1
・ごま油 大さじ2

 作り方  

1 容器にホワイトバルサミコ、はちみつ、味噌を入れてよく混ぜ合わせる。

2 1にごま油を加えて、全体が乳化するまでよく混ぜれば出来上がり。

*時間が経つと分離しやすいので、サラダにかける直前に再度よく混ぜるのがベストです。

リンゴとオレンジ、葉野菜のサラダは、シンプルな白いお皿でも充分華やかに。

 

洋梨の白と葉野菜のグリーンだけでシンプルにまとめれば、お皿の色とのマッチングも楽しめます。



「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
ではまた来週土曜日に、お会いしましょう〜!


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