モラハラ夫からの洗脳3:「夫は有能で、逃したらもったいない男性」


自分に自信のない人間ほど、自慢話をするものです。そして、そんな口のうまい男性にダマされる女性は少なくありません。だから、モラハラ夫が、「自分はいかに有能な男である」と言っているのを信じている妻も多いのです。
でも、そもそも本当に実力があり、認められている男性は、わざわざ自慢話なんてしません。なぜなら、言わなくてもみんな分かっているので、言えば言うほど、嫉妬されたり、嫌われたりして、自分が損するからです。

もしかしたら、あなたのモラハラ夫は、社会的地位はあるのかもしれません。そして、お金を稼ぐ能力はあるのかもしれません。でも、“妻1人、幸せにできない男性”です。それのどこが有能なのでしょうか。
モラハラ傾向のある男性は、妻に対してだけではく、外でも色々な人とトラブルを起こしがち。夫のせいで自分にまでトラブルに巻き込まれることも少なくないでしょう。
それを「仕方ない」と思うのか、「こんなことに巻き込まれるなんて、考えられない!」と思うのかは、自分がどれだけ“トラブル慣れ”をしているのかによります。もし慣れてしまっている場合は、気を付けたほうがいいでしょう。それ、普通ではないから!

「自分には社会的な能力がない」という劣等感を抱えている女性ほど、社会的地位、収入などを持つ男性に惹かれる傾向があります。でも、人生において本当に大切なのは、そんなことではありません。
人生において大事なのは、「どれだけ幸せな時間を過ごすか」ということです。

そんな一緒に暮らしていて、自分のことを馬鹿にし、自信をなくさせるような支配的な夫といたら、多くの時間を不愉快な思いで過ごさなくてはいけなくなります。
時間は見えないので、いくらでもあるように思いがちですが、有限です。“自分の大事な人生の時間”を楽しく過ごせないのは、もったいないことです。

一緒にいて、“自分を不幸にし続ける相手”なんて、自分にとって価値のある存在なのでしょうか。そんな夫のことは、さっさと捨てて、「どうしたら幸せな時間を過ごせるようになるのか」を、もっと真剣に考えたほうがいいでしょう。

最後は、「モラハラ夫と離れられない妻によくあるパターン」を紹介します。