皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

ミモレの『毎日、雅子さま』にて公開中の写真から、雅子さまのファッション&スタイルをテーマごとにご紹介します。今回のテーマは、この春のトレンドカラーでもあるピンク。外交の場でのドレスからご公務のスーツまで、雅子さまの華やかな桜色スタイルに注目です。

 


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9年後に着回しも。フェミニンなピンクのセットアップ

 

イギリス王室のチャールズ皇太子がカミラ夫人とともに来日された際、ご夫妻を夕食会にお招きに。雅子さまは、ロマンティックな淡いピンクのセットアップに黒のパンプスを合わせられています。療養中でご公務にお出ましにならない中、話題になりました。2008年10月30日、東宮仮御所にて。写真/JONES IAN/POOL/GAMMA/アフロ

 

スペイン国王夫妻の来日の際に行われた歓迎式典にご出席。上写真と同じピンクのセットアップとジュエリーですが、靴、バッグはともに白をコーディネート。より優しい雰囲気です。2017年4月5日、皇居にて。写真/Gtres/アフロ


上品なピンクのアンサンブルは、シャープなシルエットで甘さをおさえて

 

中東歴訪以来、約8年ぶりのご夫妻揃っての海外公務で、オーストラリアとニュージーランドへ。シドニー湾のクルーズでは、ピンクのロングジャケットとワンピースのアンサンブルをお召しに。アクセサリーはパール、クラッチバックとバックストラップのパンプスはパキッと冴えた白を。シャープなシルエットで甘さをおさえた、雅子さまらしい品格ある装いです。2002年12月17日、オーストラリア・シドニーにて。写真/The Asahi Shimbun/Getty Images