性癖を変えることは難しいが、いたわりもないのが問題
モリさん、ご相談を寄せていただきありがとうございます。本当につらい状況にいらっしゃいますね……。セックスレスに関しては、以前にもご相談をいただいたことがあり、そこでも「これはしっかりとした離婚の原因にもなります」というお話をしました。
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しかし、今回はそれに加えて風俗だけではなく、別の浮気をしている可能性も高い……。
旦那さんへの寂しいという気持ち、そして両親が愛し合っていることを子どもに伝えたいという気持ち。モリさんが感じていることは誰しもが幸せな家庭を思うときに大切にしたいことです。セックスレスであっても、「愛しているよ」と声をかけたり、ハグやキスなどのスキンシップはできるはずです。スキンシップといっても行為だけではなく、いたわりが行動に出ることが大切ですよね……。
私は、少し残酷なことを申し上げますが、「人間の性癖はなかなか変えられない」と考えています。それは、「何に興奮するのか」という本能に紐づいているからです。変わらぬ性癖も個性と考えたときに、どうしても自分の本能を変えることが難しいのであれば、愛する妻に歩み寄りの努力や姿勢は持ってほしいと思います。しかし、現状は歩み寄りどころか、「自分はこういう性癖だから」と開き直り、普通の恋では満足できないとモリさんの自尊心を傷つける言葉を浴びせたり、車に浮気の証拠を残したりと、完全にモリさんは許してくれるだろうと甘えているところが、女性として憤りを感じるところです。
「独身のころのことは不問にしてきた」とあることからも、旦那さんの風俗癖は独身の頃からあり、それに薄々感づいていたのでしょうか？ だとすると、彼にとってはすでに長らく風俗が生活に欠かせない一部になっているため、それをやめさせることは不可能に近い気がします。だからといって、モリさんがしたくない行為に付き合う必要もありません。
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