ある独身女性が手に入れたもの2:自分の時間


現代人は忙しい人が多く、「時間が足りない」と思っている人は少なくありません。人生の時間は有限です。だからこそ、「“自分の人生の時間”を、何をするために使いたいのか」は、人によって違ってくるでしょう。
それは、キャリアや夢など、“何か目的のための時間”でなくてはいけないわけではありません。「自分の時間」でも、十分な理由になるのです。

 

「自分の時間=好きなことができる自由な時間」と言えます。だから、散歩をする時間、映画を観る時間など、“自分だけに費やす時間”に限らず、ペットと過ごす時間、好きな友達とご飯を食べに行く時間など、さまざまです。
ほとんどの人にとって、「自分の時間を好きに使えること」は、幸せなことです。それだけ人生において、「自由があること」は大切だということでしょう。
だから、人生において、「自分の時間を持ちたい」と願うことは、「=自由がほしい=幸せを増やしたい」ということでもあるのです。

もちろん結婚、育児している人は、「家族と過ごす時間が幸せ」であることが多いもの。それも間違いありません。つまり、人それぞれ、「幸せだと感じるものは違う」ということなのです。
だから、1人でボーっとする時間とか、他人にとっては「価値がない」と思うような時間の使い方であっても、本人にとっては満足のいく過ごし方であることもあるのです。

さらに言うと、時間がないと、心の余裕がなくなってくるもの。逆に「自分の時間」を持つと、その分、「心のゆとり」を持てます。つまり、「自分の時間」を大切にする人が求めているのは、単に「好きなことができる自由な時間」だけではなく、「心のゆとり」でもあるのです。そう思うと、それも、「幸せになれる生き方」の1つだと言えますよね。

次のページで紹介する「ある独身女性が手に入れたもの」は、結婚したら、必ず諦めなくてはいけないものです。