Q.はまじの目指している理想の人は誰ですか? その方に近づくために何かしていることはありますか?


A.理想の女性は母方の祖母です。

 

祖母はどんなことも面白おかしくポジティブに変換してしまう女性でした。
印象に残っているのは、祖母の家に親戚が集まって若貴兄弟の相撲対決をテレビで観ていた時のこと。
当時は貴乃花ブームで、その場にいる全員が「貴がんばれ〜!」と応援していたの。みんなで「やっぱり貴だよね」と言いながらテレビを観ていた時に、祖母がいきなり「だったら私は若乃花を応援するわ」と言って、「若〜! 私がついてるわよ〜!」と茶目っけたっぷりに言い始めたんです。
全てにおいてこうした具合だったので、彼女がそこにいてくれるだけで空気が和むんです。

誰かが家に来たときはリラックスしてもらえるようにおもてなしをしていました。だから祖母の家にいくのが本当に楽しみで。彼女自身も家にさえいたら幸せという人。編み物や手芸、庭いじりなど、その場にあるもので幸せを見つけることができるので、毎日を楽しそうに暮らしている姿が本当に素敵だなと思っていて。
私も祖母のように、家族にとって家は安息の場にできるように心がけています。お決まりのギャクも、無意識に祖母に近づきたいと思っていたから生まれたのかもしれませんね。
 

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撮影/花村克彦
スタイリング/亀甲有希
ヘア&メイク/横谷百栄(FIX-UP)
取材・文/笹本絵里
構成/幸山梨奈

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