4月29日といえばキャサリン妃の結婚記念日。あの記憶に新しい、世紀のロイヤルウェディングが行われたのが、ちょうど10年前です。毎日休みなく追い続けてきた身としても、あっという間でした。
ご公務に登場されるたび、注目されてきたキャサリン妃のファッションですが、人生の節目や年齢を重ねるにつれ、変化や進化を遂げてきました。

今回はご結婚10周年を記念して、キャサリン妃の大好きなアイテム、ワンピースを軸に、キャサリン妃の10年間を振り返りながら、どのように成長されてきたかをご紹介します。

 


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2011年:ロイヤルメンバー初年度は、親近感がキー

2011年5月24日、訪英中のオバマ元大統領夫妻とバッキンガム宮殿でご対面。 ワンピース/リース クラッチバッグ/アニヤハインド・マーチ 写真:ロイター/アフロ

結婚式同年、ロイヤルメンバーとしての初年度は、謙虚で親近感のわくファッションが中心でした。代表的なのがこのワンピース。
キャサリン妃にとって初の公務となった、オバマ大統領夫妻(当時)訪英時の面会。この時選ばれたのが、英国国民の愛用ブランド、リースのもので、約2万円(当時)というお手頃価格。

色も控えめで上品なヌードカラー、小物は黒とベーシックなアイテムを選び、まさに全身マネできるロイヤルスタイルということで、着用アイテムは即完売!“キャサリン妃効果”の始まりはまさにここからでした。

2012年:綺麗な色&ガーリーなロイヤルスタイル

2012年5月29日、バッキンガム宮殿で開催されたガーデンパーティーに初めて出席。 ワンピース/エミリア・ウィックステッド 帽子/ジェーン・コルベット クラッチバッグ、靴/L.K. ベネット 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

2年目には徐々に公務にも慣れてこられ、女王に同行される機会も。
英国を拠点とする注目のデザイナーを採用されたり、綺麗な色、ガーリーなテイストで可愛らしさや初々しさの漂うワンピースを中心にお召しになっていました。

2013年:第一子ジョージ王子を出産後は黒ワンピースで大人っぽく

2013年11月28日、スポーツ慈善団体のイベントにて撮影。 ワンピース/テンパリー・ロンドン クラッチバッグ/アレキサンダー・マックイーン 靴/ジミー チュウ 写真:Shutterstock/アフロ

この年は、第一子ジョージ王子を出産され、母となられた年。お持ちの物をお直ししたり、コスパブランドを取り入れたたりと、マタニティスタイルも話題の的となりました。

これは、出産された後のキャサリン妃ですが、ママとなってもガーリーなニュアンスは維持しつつ、黒なども増え、大人っぽさがプラス。加えて小物使いは、アクセントを効かせたカラーコーデがとてもお上手になりました。