1

化粧品会社に聞いた「コロナ禍で売れたスキンケア」肌荒れに敏感肌用&ドクターズコスメ

1

治らない肌荒れに、ドクターズコスメに頼る人も多数

 

今まで何の問題もなく使っていたアイテムでも肌荒れしてしまう、と美容クリニックに駆け込む女性が多かったのも昨年の特徴でした。美容クリニックの患者数は前年を大きく上回ったといいます。

その原因は前述したようにマスク生活。
ムレや摩擦は肌に負担をかけるため、肌トラブルを少しでも回避しようと、敏感肌用のコスメと並んで、より高い効果を求めてドクターズコスメを手に取る人も増えたのです。
肌がゆらぎやすい時期のみ集中的に使う人もいれば、コロナ禍で完全に切り替えたという人も。
ドクターズコスメはリピーターも増え、マスク生活2年目の今も売り上げ好調だとか。

 


ブルーのボトルで知られるタカミのタカミスキンピールは、肌代謝の正しいリズムをサポートする角質美容水。スキンケアの基礎を見直したいと考える女性たちの間で話題になり、前年比を超える売り上げで累計販売本数は何と740万本超え!

タカミスキンピール¥5280/タカミ


ドクターシーラボの人気No.1化粧水が進化したVC100エッセンスローションEXは昨年の5月20日の発売後、わずか2ヶ月で25万本の売上を突破し、一時期は在庫が足りなくなるほど。
自粛生活に伴いスキンケアを見直す人が増えたというのが大きな要因ですね。

VC100エッセンスローションEX 150ml¥5170/ドクターシーラボ


昨年11月に伊勢丹新宿で期間限定ストアを展開し、オープン時間からお客さまが長蛇の列を成したというエピソードもあった南アフリカ生まれのスキンケアブランド「エンビロン」。ビタミンACEとペプチドを高配合しているC-クエンスセラム1は、この時期にワンランク上の“攻めのお手入れ”をしたいという大人女性から支持された高機能美容液。前年比約2.6倍の売り上げだったとか。

エンビロン C-クエンスセラム1 35mL ¥16500/プロティア・ジャパン


マスク生活が2年目に突入し、環境の変化やストレスで肌の不調が現れたらスキンケアの見直しを!
次回は、やっぱり頼りになる!名品コスメを紹介します。

取材・文/長谷川真弓
構成/片岡千晶(編集部)

 

第2回 「コロナ禍でむしろ売り上げを伸ばした「頼れる名品スキンケア&ブランド」は? 」>>
第3回「コロナ禍で売れたのはエイジングケア「高価な化粧品が人気の理由」」>>
第4回 「コロナ禍で売れたベースメイク「マスクのしたの肌づくりはどうしてる? 」」>>
第5回 「「コロナ禍でリップが売れない」中、口コミから売れたメイク8選」>
第6回 「コロナ禍のニーズにズバリ応えた「ドラッグストアで売れている」人気商品」>>
​第7回 「売れた美容家電は?おうち時間を充実させる「コロナ禍のヒットアイテム」」>>

  • 1
  • 2