新型コロナウィルスの影響もあり、人となかなか会いづらくなっている現在は、見方によっては、「いらなくなった人間関係を捨てられるチャンス」とも言えます。
これをきっかけに“捨てたほうがいい人間関係”について考えてみませんか?


捨ててもいい人間関係1:表面的な付き合いの相手

 

大人になると、純粋な友達だからではなく、付き合いでご飯や飲みに行くことも増えてくるもの。誘われたら断りにくかった人も、今なら、コロナを理由に断わりやすくなってきました。
また逆に、誘われなくもなってきているため、その時に自分が「寂しいと思う」のか、「ホッとする」「なんとも思わない」のかで、自分の本心も分かってくるもの。もし、後者のように感じる相手の場合は、今後、無理に付き合い続けることはしなくてもいいでしょう。

 

とはいえ、仕事での付き合いでは、場合によってはやむを得なくランチや飲み会に参加しなくてはいけないこともありますが、今はコロナをきっかけに在宅ワークができるところが増え、「必要以上に関わらなくても、どうにかなる環境」になってきました。おそらく、今後も在宅ワークは働き方の1つとなっていく可能性は高いので、苦手な人とは距離を空けたままでいられることもあるでしょう。

これまでは、近い距離で関わってきた人に対して自ら距離を空けてしまうと、相手に不信感を与えてしまうこともありましたが、今なら、コロナによって距離が開いた状態から、そろりそろり……と遠ざかっていく分には、相手に気づかせないで疎遠になることも可能かもしれません(笑)。

逆に、プライベートでの人間関係は、もともと無理する必要はないもの。時間とお金は限りがあるので、「会いたい人に会う」ようにして、もっと自分の時間を大切にしたほうがいいでしょう。
今まではなんとなく付き合いで行っていた飲み会の時間と費用を、外出自粛期間中は趣味や自己メンテンナンスなど、好きなことに費やすようにしたことで、プライベートが充実している人は少なくありません。それだけ今までの私たちは、「人間関係に振り回されてきた」ところもあるのでしょう。

いくら人脈が多くても、本当に大変な時に心のよりどころになるのは、「100人いる表面的な付き合いの人」よりも、「少人数の心を通わせられる家族や親友」であるもの。自分にとって大切な人は誰なのかをきちんと理解し、そういう人たちとじっくり付き合っていったほうが有意義なこともあります。
もちろん、わざわざ表面的な付き合いの人と縁を切る必要はありませんが、これを機会に「自分にとって、大切な人間関係はなにか」を見直すのはいいかもしれませんよ。

次に紹介するのは、「人間関係をじっくり見直すことで分かってくる、捨てたほうがいい関係」についてです。そのなかには、意外な相手もいるかもしれません。
 

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