乾燥や吹き出物といった肌トラブルで悩んでいると、つい「生まれつき肌がキレイな人が羨ましい」なんて思ってしまいますよね。しかし、陶器のような圧倒的美肌で話題の美肌研究家・ソンミさんは「スキンケアは平等」と断言します。陶器のような圧倒的美肌も、“続けられることだけをする”というルールと、毎日に+5分のセルフケアで作り上げたものなのだとか! 今回はソンミさん初のスキンケアブック「美肌は最高のジュエリー」から、美肌づくりの要・保湿ケア方法をご紹介します。

 


ソンミ式・2ステップスキンケアは、一年中、夏も冬も同じ手順!


美肌研究家でありmeethの代表であるソンミさんのスキンケアは徹底した「そぎ落とし美容」。保湿で必要なのは、あくまで“水分”と“油分”の2種類。だからといって、ただの水では蒸発してしまうので、肌の角質層にとどまる、美容成分を含んだ化粧水が必要です。

化粧水で通り道をつくったら、油分を重ねて、美容成分を肌の中にぎゅっと閉じ込めます。美肌とは、うるおいを長くキープできる肌なのです。そのため、ソンミさんは化粧水とクリームの2品だけ。しっかりと水分を入れ込み、油分でフタができていれば、導入化粧水→化粧水→乳液→美容液→クリームといったライン使いは必ずしも必要はない、と考えています。

 


STEP1 水分を補う化粧水
まず、化粧水を、手のひらで温めるように広げます。化粧水の成分がすみずみまで行き渡るように、両手でやさしく顔全体を包み込むようにしてなじませます。肌をこすらず、化粧水を肌にやさしく押し込むイメージで。

「もう入っていかない!」というところまで何度も入れ込みます

頰はやさしく持ち上げるようになじませ、皮膚の薄い目元は、薬指でやさしく押さえるように。顔だけでなく、首全体にもなじませます。1回なじませた後は、1 分ほど待ってからさらに重ねてなじませると、肌がひたひたにうるおいます。

ひたひたにうるおうまで重ねづけ。


STEP2 水分を閉じ込めるクリーム
クリームを500円玉大とり、手のひら全体で顔を包み込むようになじませたら、目元などの細かい部分になじませます。目元は薬指でトントントンと、ごく軽くパッティングするとよいでしょう。

目安は500円玉大。

薬指を使ってやさしく。

顔全体にクリームをなじませたら、首にも塗りのばします。首全体にやさしくなじませて。首も“顔の延長”としてお手入れをプラスしましょう。

 

最後に人さし指の第二関節を曲げた骨の部分で、フェイスラインに沿ってあごの裏側から“耳下腺”にかけてなぞりながら流し、耳の後ろの翳風(えいふう)をプッシュ。

翳風(えいふう)を刺激してむくみをOFF。
 
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