NHKの連続テレビ小説(以後、「朝ドラ」と呼ばせていただきます)の新作『おかえりモネ』が5月17日にスタートしますね。本放送に備えてキャストをチェックしてみたら……思わず膝を打ちました、男性陣の絶妙すぎるキャスティングに。ヒロインと同世代の若手はもちろんですが、父親世代、さらには祖父世代に至るまで抜かりなくイケメンで満たされていて、まさに壮観。興奮ついでに、この稀有なキャストの味わい方や魅力を解説したいと思います。

 


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ジャニーズアイドルを朝ドラで拝めるありがたさ


ヒロインと同世代のそのものずばりなイケメンの筆頭はKing & Princeの永瀬廉でしょう。実は多忙なジャニーズアイドルが、拘束期間の長い朝ドラの主要キャストになるのは異例なこと。そのありがたみを胸に刻みつつ、ヒロインの同級生に扮する彼を堪能しましょう。

ヒロイン・百音の同級生、及川亮を演じる永瀬廉。写真提供:NHK

さらに、デビュー作『5→9~私に恋したお坊さん~』の女装男子で注目された髙田彪我(ひょうが)も同級生役で登場。14歳のデビューから早6年。彼がいかに美しい大人に成長したかが見どころです。また、いじめられっ子から不良まで幅広い役を演じてきた清水尋也が、気象予報士役で参戦するとか。とらえどころのない彼が、朝ドラとどんな化学反応を起こすのか楽しみですね。

ヒロイン・百音の同級生、早坂悠人を演じる髙田彪我。写真提供:NHK

彼らより少し上の世代になりますが、塩顔男子ブームの火付け役・坂口健太郎もヒロインと反発し合う医師役で登場予定です。恋の相手の匂いがプンプンしますが、実のところ彼は『とと姉ちゃん』(2016年度前期)で既にそのポジションを務め上げているんです。今回はリピートとなるのか、それとも別の役に譲るのか。たっぷり焦らされそうですね。

ヒロイン・百音が登米で出会う医師・菅波光太朗を演じる坂口健太郎。写真提供:NHK