ジャケット+スキニーが鉄則だった元祖スタイル

2014年4月11日、ニュージーランドを公式訪問。オークランド・ハーバーでセーリングチームトレースに挑戦。ジャケット、スキニーデニム/ザラ トップス/ME +EM 靴/スチュアート ワイツマン 写真:アフロ

では、ここからはキャサリン妃のジャケットコーデの変遷を紹介していきたいと思います。

キャサリン妃の基本のジャケットコーデといえば、パンツが鉄板。
このようにスキニーを合わせ、仕上げは高いヒールの靴を履き、全体的にボディコンシャスなシルエットを作る、キレイめカジュアルが定番でした。

上下共にザラのものですが、色もジャケットもボトムもベーシックでダークカラーを選び、インナーに明るさを加えるという、私たちにも分かりやすく、真似のしやすいコーディネートがお得意で、好感度と注目を集めました。

今でもスキニーとのスタイルは、プライベートで健在です。

 


季節感のあるマリンパンツでバリエーションが広がる!

2017年6月16日。ジャケット/ザラ パンツ、靴/J.クルー 写真:James Veysey/Camera Press/アフロ

スキニー一辺倒だったジャケットスタイルに、セーラーパンツやクロップドも加わり、パンツスタイルにもバリエーションが加わりました。

それに伴い、靴もプレーンなパンプスだけでなく、チェックのスリッポンタイプや、ローヒールのものも増え、スタイルに遊びが感じられるようになりました。
 

最近ではジャケット×ワイドパンツが主流に

ジャケット/スマイス ブルーのブラウス/Lisou  パンツ/ジグソー 靴/ジャンヴィト・ロッシ マスク/アマイアキッズ

ジャケットは依然、カーキやネイビーなど、シックなベーシックカラーを愛用されながらも、大きな変化が見られたのは、ワイドパンツが加わったこと。

中でも、ネイビーのストレート&ワイドなシルエットのパンツが大活躍。
異なるブランドのネイビーのジャケット+ワイドパンツに、インナーだけ鮮やかなブルーのシルクブラウスを合わせるなど、シャープで洗練されたパンツスタイルを構築されました。


キャサリン妃といえばもっぱらスカート派でしたが、最近はパンツの着こなしに目覚められたもよう。今後も、どんどん新しいパンツスタイルの登場が期待できそうです。

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)

前回記事「キャサリン妃「母娘のお揃いコーデ」5つの共通点」はこちら>>

 
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