ったく、「バカの大足、マヌケの小足」だなんて失礼しちゃうわ、プンプン。はい、マヌケの小足とはワタクシのことでございます。足のサイズ、22~22.5センチ。22センチって、イマドキの発達のよろしいお嬢さんなら小学校3~4年生相当って感じ?? とにもかくにも、靴のサイズではずーーっと悩まされ続けております。

あれは大学の卒業旅行でイタリアに行ったときのこと、電車を乗り継いで、ようやくたどり着いたフィレンツェ郊外にあるプラダのアウトレットにて(当時ものすごく流行っていましたよね!!)。円高の影響もあり「安い!安すぎるーーー!!」と狂喜乱舞で買いまくる親友を横目に、ひとつも靴のサイズがなく呆然と立ち尽くす私。しまいには、「34.5なんていうピッコロサイズは、日本で買った方がいいわよ!」と、イタリアンマダムの店員さんからアドバイスされる始末。だーかーらー、私は飛行機でざっと12時間と、それから電車を乗り継いで、はるばる日本からやってきたのよぉぉぉ。

そんな、小足な私が愛してやまないシューズブランドがピエール アルディ。私の足は小さいだけでなく、甲も薄く幅もないため、なかなかぴったりくるブランドがない中、アルディだけは幅が細めのつくりなので、35サイズがどんぴしゃり!木型がばっちり合うようで、大げさではなく、いきなり素足で履くという暴挙に出ても靴ずれしないんです!

いきなり素足で履いても靴ずれ知らず、<br />ピエール アルディのパンプス_img0
サンダルもブーツも、ピエール  アルディをこよなく愛する私のシューズコレクションから、「パンプス部門」のスタメン選手をご紹介いたします。<右>つい先日我が家にいらした、パテントグレーの細ヒール。このグレーが絶妙でいいんですよー。<中>オープントウでウェッジソールなので、まあラクチン。なかなかに派手なグリーンと、ヒール部分のブルーとのコンビもツボ。<左>ロイヤルブルーのスエード素材。トレンドのチャンキーヒールは安定感があって歩きやすく、横から見てもフェミニンになりすぎず、ナイスバラーンス。

さて今シーズン、私が狙っているのはこのショートブーツ!ゴールドジップが外側にくるようになっていて、デザインアクセントになってるんです。パンツでもスカートでも、絶対素敵だなー。

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今シーズン、ショートブーツが気分ですよねえ。ツヤッツヤのカーフがモード。ショートブーツ [ヒール9㎝] ¥183,000/ピエール アルディ(お問い合わせ先/ステディ スタディ tel. 03-5469-7110)

それから、ピエール アルディでもひとつ、見逃しちゃいけないのがバッグ。フリンジシリーズは大人気ですよね。春夏のクラッチバッグ、白を愛用していたのですが、同シリーズの秋冬ではコーラルオレンジのショルダーに目が釘付け。トレンチとか、ピーコートとか、トラッド風味なスタイリングに効かせたいっすー。 

いきなり素足で履いても靴ずれ知らず、<br />ピエール アルディのパンプス_img2
フリンジバッグ [H14×W21×D5cm] ¥152,000/ピエール アルディ(お問い合わせ先/ステディ スタディ tel. 03-5469-7110)

ピエール アルディの靴に出会ってから、足が痛くて痛くて、出先で急きょビーチサンダルを買って履き替えたり(夏の場合)、絆創膏を片足に5枚くらいずつ貼りまくってしのいだり(冬の場合)、ってことをしなくて済むようになりました。さらに、モードな気分は好きだけど、バリバリモードには振り切れない私のファッションにちょうどいいオサレ具合。だってほら、靴ってぇ~、どんなにステキでも足に合わないと結局履かなくなるしぃ~、だったら足に合うものを買った方がいいじゃないですかぁ~?←誰?? そんなわけで毎シーズン、必ず買っております。今後も買います(キッパリ)。