ジュンギには年上女性の心をくすぐる魅力があるんです


また、ゆかりさん(42歳・金融機関勤務。一人暮らし)は、アラフォー女性から見たソン・ジュンギの魅力についてこう語ってくれました。

「少年のように可愛い一方で、大人の男性らしいセクシーな魅力があって、年下なのに男らしさを感じます。年上女性からするとそういうところがたまらないんですよね」

外資系金融機関で働き、日ごろは激務に追われるゆかりさんに取って、ソン・ジュンギは癒しの存在。

「『ヴィンチェンツォ』では、冷たいようで根は温かいところにグッときましたね。冷酷さにゾッとする一方で、弱者にはすごく優しいところとか、陰と陽を使い分ける表現力がすばらしかったです」

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ゆかりさんも言うように、『ヴィンチェンツォ』の面白さの理由は、様々な要素の“二面性”にあるのかもしれません。

貴公子風のルックスなのにマフィア弁護士という設定。ダークな筋書きなのにふんだんに散りばめられたコミカルなシーン。マフィアという“悪”と弁護士という“正義”の共存。

そしてそれは、俳優ソン・ジュンギの魅力にも全く同じことが言えるのです。

前述したように、パーフェクトなイケメンのイメージと、いつのまにか纏っていたどこか影のある色気。35歳で年下なのに、守ってくれそうな強さとヒーロー性。そんな彼だからこそ、「ヴィンチェンツォ」がハマり役だったのかもしれません。

 


あなたも「クムガ・プラザ」の住人気分を味わえる、激辛トッポギ


それでは最後に、ドラマ気分をさらに味わえる韓国料理レシピをご紹介します。

劇中で何度も登場し、印象に残っているのが、メイン舞台「クムガ・プラザ」内の大衆食堂での食事シーン。「クムガ・プラザ」のみんなが信頼関係を深めていく様には、思わず心が温かくなりました。

「ヨンホ食堂」では、ヴィンチェンツォが自慢のブラルロのスーツにトッポギをぶちまけられるシーンがありましたが、その後もトッポギはたびたび登場しています。

ドラマを見ていると思わず、プラザのみんなに混ざり、激辛のトッポギが食べたくなってきませんか? 

今回は、おうちで簡単に作れるトッポギのレシピをご紹介。ぜひ家庭で作って、『ヴィンチェンツォ』を見ながらドラマ気分を味わってみてください!
 

<絶品!激辛トッポギのレシピ>

 

 材料(2〜3人分)
トッポギ  15〜20個ほど
ゆで卵  2個
玉ねぎ  1/4個
キャベツ  50g
にんじん  20g
長ねぎ  白い部分10cm 青い部分3cm
コチュジャン  大さじ2(辛さを若干抑えたい場合は大さじ1.5)
砂糖  大さじ1
しょうゆ  小さじ1
粉唐辛子  小さじ1/2
ダシダ  小さじ1/2
※ 韓国おでんを入れるとより本格的になります。

 作り方 
① トッポギは水で軽く洗っておき、ゆで卵2個を作っておく。

② 野菜を切る。玉ねぎは千切りし、キャベツはざく切り、人参は大きめの短冊切りにする。ネギは白い部分を斜め切りにし、青い部分をみじん切りにしておく。

③ 鍋に水300ccを沸かし、沸騰したら弱火にしてコチュジャンを溶かす。粉唐辛子、砂糖、醤油を入れて再び中火にする。

④ 煮立ったら野菜を入れ、全体がしんなりするまで時々かき混ぜながら煮込む。

⑤ トッポギ、ゆで卵を入れ、ゆっくりかき混ぜながら煮込む。5分強でトッポギが柔らかくなるので、ダシダを加えてよく混ぜて、完成。

⑥ お皿に盛り付けて青ネギのみじん切りを飾ったら出来上がり。



トッポギ餅は最近、普通のスーパーでも見かけることが多く、比較的作りやすい韓国料理。

韓国では屋台料理としても愛されるソウルフードなので、『ヴィンチェンツォ』のみならず、さまざまなドラマで頻繁に見かけるはず。手順も簡単で失敗しづらいので、ぜひトライしてみてください。

構成/山本理沙
この記事は2021年6月11日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。