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夏の素足に自信!有名サロンオーナー伝授する「フットケア」方法

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「知ってよかった!」旬のビューティ情報をお届けする連載。本格的な夏を前に2回に渡り、足の爪のお手入れ法と、ネイルカラーの選び方&塗り方を解説します。キレイな爪になって、サンダルを履きこなして!

今週のゲスト

渡邉季穂さん
トータルビューティーカンパニー「uka」代表。トップネイリスト。サロンワークや媒体での創作をメインに、後進育成のためのセミナー講師としても活躍。素材の美しさを引き出す“ケア”を重視した、ネイル技術の普及に努める。技術・経験・センスに定評があり、各界著名人やビューティ関係者からの信頼も厚い。著書『雰囲気からして美人』も好評発売中!


ナビゲーター

入江信子
ビューティエディター&ライター。ビューティアイテムを見極める慧眼とトラブル”回避ケア”のプロ。美容業界屈指の「年齢不詳」女性ゆえ、久しぶりの再会メンバーからは、いつも年齢を尋ねられてしまう!

藤本容子
ミモレ編集部エディター。ストイックな筋トレや美容医療を遠巻きに眺めて早○年。肌とボディのエイジングには、とにかくポジティブ&マイルド♡♡につき合っていくスタンス。

 


色映え&爪の健康のためには、まずお手入れ!


藤本 いよいよサンダルの季節。いつもキレイにペディキュアしている人って憧れます。でも、自分だとなかなかビシッと塗れなくて。

入江 そんな人のために、今日は先生をお呼びしました。uka代表、トップネイリストの渡邉季穂さんです!

渡邉 よろしくお願いします。

入江 早速、ネイルカラーを塗って、と言いたいところですが、その前に大事なことがあるんですよね?

渡邉 はい。最初は爪のお手入れから。

藤本 いきなりカラーっていうわけにはいかないんですね……。

渡邉 爪をきちんと整えておくかどうかで、カラーの仕上がりや持ちが全然違いますからね。表面の処理をちゃんとして、形も整えておけば、色がキレイにのって、見ばえがぐんとよくなります。それに爪の健康のためにも、ケアはマスト。

藤本 健康??

渡邉 たとえば爪の切り方を間違えれば、巻き爪になることも。それから爪を伸ばし放題にしていると、靴の先が爪に当たって負荷がかかってダメージになり、爪の表面に凸凹ができてしまうんです。

藤本 なるほど。

入江 菌の問題もありますよね。

渡邉 爪が伸びているところに、スニーカーやソックスを履いて足が蒸れれば、爪の裏のポケットに菌が繁殖しやすくなります。さらに肌の角質が菌のエサになって、ニオイの原因にも。

藤本 う〜ん、それは絶対に避けたい。

入江 カラーの仕上がりと健康、両方のためにケアは必須なんですね。では、ざっとお手入れの手順を。

1 爪を爪切りでカット
2 ファイルで形を整える
3 爪の角を整える
4 余分な角質を拭き取る
5 バッファーで表面を磨く
6 美容液、オイルでケア

ステップ1
カットするときは、爪側面の肉をぐっと押さえる

 

爪を短くカット。爪の側面の肉を押さえながら、爪切りで端から少しずつ切っていく。爪先に指を当て、肉が触れる程度に短くカットして。お湯で爪をふやかしておくと負担が少ないので、お風呂上がりに切るとよい。

ステップ2
キューティクルラインと平行にやすりをかける

 
 

やすりで形を整える。爪と90度の角度になるようにやすりの面を当て、左右に動かす。爪の形はスクエア。先端のラインは「キューティクルライン(爪の根元の甘皮)と平行」を目指して。


ステップ3
爪の両角を整える

 

爪の角の部分にぐっとやすりを入れ込んで、削る。整えておかないと、角が引っかかりやすくなるので注意。


ステップ4
余分な角質を拭き取る

爪の裏側にたまっている角質をオフ。綿棒にアルコールなどの消毒液をつけて、爪の裏を優しく拭き取る。ひどく溜まって硬くなっているときは、サロンでプロの手を借りて。

ステップ5
目の粗いバッファーで凹凸をなくす

 

バッファーの目のいちばん粗い面を爪に当て、左右に動かして磨き、表面の凹凸をなくす。このプロセスにより、後につける美容液やオイルの浸透がアップ。


ステップ6
美容液とオイルでケア完了

 

ネイル専用の美容液を塗って、指でなじませる。次にオイルを塗ってなじませ、しっかり浸透させる。バッファーの残りの面を、粗い目→細かい目の順に使って磨き、ピカピカに。

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【有名サロンオーナー直伝! 夏のネイルケア】
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