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「すべてを委ねる」のが楽しかった。柔軟性と強さ見せた坂井真紀の新しい顔

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生命感が透ける肌に、ハイライト&シェイディング


「坂井さんの生命感が透ける肌に、溶け込むようになじむハイライトとシェイディングで陰影を加えて、力の抜けた、でも凛とした印象に仕上げました」(水野さん)

 


使用アイテム

ローズグロウ イルミネーター ¥3850/ローラ メルシエ ジャパン ※8月25日限定発売
 

「小ぶりのブラシを使って、『手前に浮き立たせたい部分』に光を入れ、立体感を強調」(水野さん)。潤い感と血色感と併せ持つヌードカラーのパウダーが、肌に乗せた途端、すーっと溶け込むようになじんで、ナチュラルなツヤだけが浮き立つ。

ボーム エサンシエル ペルルセント ¥6050/シャネル ©CHANEL

「パウダーのハイライトの上に、線状に細く入れて、ハイライトの中でもメリハリをつけるのがポイント」(水野さん)。頬の高い部分はもちろん、まぶたや唇などあらゆるパーツに濡れたようなツヤをプラスするグロウ スティック。立体感や透明感を美しく強調。 

ピュア カラー ブラッシュ 129 ¥6050/SUQQU ※8月6日限定発売

「『奥に引っ込ませたい部分』に影を入れて、メリハリを作ります。素肌よりもワントーンからツートーン暗い色を選んで」(水野さん)。ピンクがかった濃淡のブラウンが肌に溶け込み、ナチュラルに骨格を強調。洗練されたモード感漂う仕上がりに。

坂井真紀

女優。1970年生まれ。東京都出身。モデルとしてキャリアをスタートさせたのち、1992年にドラマデビュー。その後も数多くのドラマや映画、舞台に出演。幅広い役柄をこなし、存在感を放っている。映画『鳩の撃退法』が8月27日より全国公開。【Instagram】@sakaimaki_of

水野未和子

メイクアップアーティスト。オレゴンに留学後、イギリスに渡り、London College of Fashionでメイクアップを学ぶ。卒業後、フリーランスのメイクアップアーティストとしてロンドンでキャリアをスタートし、帰国後は多くの雑誌、広告、CMなどを手がける。人によって違う、その人だけの魅力をディファイン(明確に)するメイクに定評があり、数々の女優やモデルが厚い信頼を寄せる。【Instagram】@mizuno.miwako

 

<書籍紹介>
『ディファインメイクで自分の顔を好きになる
“私だけの魅力”が絶対見つかる自己肯定メソッド

著 水野未和子
定価 1400円(税別)
Kindle版も配信中!
講談社
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数々のファッション誌や広告で女優やモデルのメイクを手がけているメイクアップアーティスト、水野未和子さん。水野さんのメイクの特徴は、人によって違う、その人だけの魅力をディファイン(明確に)すること。何かを隠すのではなく、誰かのようになるのではなく、「自分になる」メイクです。この本では、あらゆる年代、あらゆる属性の誰もが自分の魅力を底上げできる「ディファインメイク」の考え方と、そのメソッドを詳しく紹介します。


メイク/水野未和子(3rd)
撮影/目黒智子
モデル/坂井真紀
ヘア/林カツヨシ(Jill)
スタイリング/梅山弘子(KiKi)
取材・文/松本千登世
構成/中田絢子
この記事は2021年7月7日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。

第5回:7月14日公開予定
第6回:7月21日公開予定
第7回:8月4日公開予定
第8回:8月11日公開予定
第9回:8月18日公開予定

第1回「蛯原友里の現在。可愛いの枠を超えた、魅力を掘り起こすメイクとは?」>>
第2回「芯の強さと色気を併せ持つ、蛯原友里のもうひとつの顔」>>
第3回「【蛯原友里】『家族』という帰る場所があるから、全てを脱ぎ捨てて先へ進める」>>

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