今、話題になっているのが生理中にナプキン不要で穿ける吸水型のサニタリーショーツ。
今やブームと言っても過言ではないほど、続々と参入ブランドが増えていますが、一方で「一体、どれがおすすめなの?」と迷う声も。
そこでミモレ編集部では注目の6ブランドを徹底調査!
今回はまさに「要」である水分の吸水量について、ともに吸水型サニタリーショーツの愛用者であるライター・長谷川真弓と編集・片岡で検証を行いました。
結果はいかに?

 



サニタリーショーツを「どう調査する?」


吸水型サニタリーショーツを検証すると言っても各ブランドの特徴が異なるため、「今回の調査ポイントを明確にしたほうがいい」と編集会議が行われました。そのなかで話題になったのが「吸水量が多いとうたっている製品でも、やっぱり漏れる」というユーザーからの意見です。

長谷川:生理の悩みといえば「モレ」を挙げる女性が圧倒的多数。しかも前漏れ、横漏れ、後ろ漏れ、とライフスタイルや状況によって漏れる位置も異なるんですよね。

片岡:夜は寝ている体制なので吸収体がお尻まですっぽり覆ってくれているほうが安心だし、日中は前漏れ、横漏れを防いでくれる構造のショーツが理想的だな、と思います。

 

長谷川:ナプキンであれば交換すればいいけれど、ショーツとなるとそうそう換えられないのでしっかり吸水しなければならないわけで……。
もちろん、トータルの水分の吸水量が多いと安心ですが、その中でも「クロッチ部分(股部の布が二重以上になっている部分)の吸水量が特に大事」なんだとか。

機能面の他に気になるのが「穿き心地」。吸水型ショーツでも快適に過ごせるよう、生地やデザインにも工夫が見られました。

片岡:全てのショーツを穿いてみたのですが、穿き心地がよかったのが「ムーンパンツ」。ツルツルした薄い生地で、洋服に響かないのがいいですね。形もシンプルでフィット感も思っていた以上によかったです。

長谷川:サニタリーショーツということを感じさせないデザインですよね。
私は安心感優先で「ベア」と「ピリオド」のボクサータイプが好き。「ベア」は横漏れ防止テープがついているから安心感は抜群ですし、「ピリオド」は吸収体とショーツが一体化していて、さらに生地も薄いから結構好きかも。

片岡:ファッションの観点で言うと、一番おしゃれだな、と思ったのが「シンクス」! ハイウエストだからフィット感があって、しかもサイドのメッシュ部分も軽やかなデザイン。まさに「大人のためのサニタリーショーツ」って感じですね。

長谷川:このデザインは洗練された大人っぽいデザインですよね。下着にこだわりがある人も「このショーツなら」って思うかも。

片岡:「ナギ」のショーツもよかったですよ。ほどよいホールド力があって、ボクサータイプのショーツが苦手な人は「ナギ」がおすすめ。知人も愛用していて、経血量の多い、少ないに合わせて数枚持っているそう。確かに生理中、毎日穿く人は少なくても2〜3枚は必要ですよね。長く使えることを考えると、コスパもいいですしエコにもなるしいいことずくめ。

長谷川:話題になった「GU」はどう?

片岡:コットンの普通のショーツに吸収体が合体した、といった造りで気軽に穿ける感じが良かったです。何せ1500円以下ですから、初心者の方、まず一度試してみたい方にはこれをおすすめしたいです!