「発信力がつく」一番簡単で、一番難しいたった一つの方法

「続けること」にセンスや文才よりも必要なもの

『ガラスの仮面』の大好きなエピソードの一つに、北島マヤが狼少女ジェーンを演じる舞台「忘れられた荒野」の初日、お客さんが来ない話があります。大型台風により交通機関が麻痺して観客はゼロ、公演中止を決定しようという時に、ずぶ濡れの速水真澄さんが現れて、たった一人の観客のために舞台をスタートする……っていうね。（思い出してくださった方向けにもう少ししゃべって許されるなら、「紫のバラの人は初日においでです」って前振りもあってのたった一人の観客、真澄さんなのですよね）。

何かを続けるのに一番大切なのは「モチベーション」。モチベーションさえあれば、WEBに必要な文章力は後からついてくると思っていいです。

でも、ブログでもSNSでも「やってて意味あるのかな〜」とやめる理由が続ける理由を上回るときがきっと出てくる。それでも続けてみようというモチベーションは、『ガラスの仮面』でいうところのたった一人の観客、紫のバラの人（あなたのファン）しかないのではと思うのです。

発信力をつけていこうと今思っているなら、ぜひ始めてください。今すぐにでも。そして続けてください。続けていくうちにあなたのファンがつきます。ファンが文章力も発信力も育てくれます。書くことで、発信することで、新しい出会いや新しい自分へ連れて行ってくれます。

でも、WEBの世界でファンをつくるにはコツがいるし、続けるにもコツがいります。1回バズればいいってものでもありません。持続可能な発信と、文章を書くことが楽しくなるヒントをこの連載でお伝えしていけたらと思っています。

今日のBata’s スリーポイント
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