暮らしや家にまつわる著作が人気のエッセイスト、小川奈緒さん。仕事に子育て、そして家事と、フル回転の日々の中で編み出した生活の知恵やそのセンスが注目を集めています。
今回は、小川さんが実際に使い続けてリピ買いもしているという、無印良品の超おすすめアイテムを教えてもらいました。

 


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おうち時間が長引く中、家事がはかどり、家がスッキリ片づけば、自粛のストレスも軽減するはず。
フリーランスの文筆業ゆえ、在宅ワーク歴は20年。家事をまわして仕事もこなす、という課題に向き合ってきたわたしが、日々の料理やそうじに愛用するアイテムは、無印良品のものが多いのです。
その中から、リピ買いもしているお気に入り商品をご紹介します。


1.一人ごはんの満足度を上げてくれる木製トレー
木製角型トレー


3サイズ展開されていて、わが家で愛用しているのは一番大きい幅約40cmタイプと、中くらいの幅約35cmタイプ。

 

食事用トレーって、家族が揃ってごはんを食べていた時期は、とくに必要性を感じていなかったのですが、子どもが成長して塾や部活で帰宅が遅くなり、後から一人で食べる分のごはんを用意する生活になってみると、必需品です。
基本的に一人ごはんの場面で使う道具なので、家族の人数分ではなく、中が1枚、大が2枚で事足りています。

 

 

中は、朝食にちょうどいいサイズ。中学生の娘は、運動と勉強と通学でハードな毎日。朝は眠い目をこすりながら起きてきますが、このトレーに朝食をセットしておくと、起き抜けでも気持ちいいほどの食欲で平らげてくれます。食後のお皿洗いは自分でやらせていますが、トレーごとシンク横まで一度に運べるし、テーブルが汚れないのもいいところ。

 

朝食用よりひとまわり大きい幅40cmタイプに、夕食の器をセットした状態。こうして先に器だけ並べると、ごはん、汁物、ここにおかず、副菜はここ、と御膳のイメージがしやすくなります。枠が決まっていれば自然に適量になるし、一人ごはんでもバランスよく、健康的に食べられている満足感に浸れます。

木製トレーなので水に長時間濡らすのはご法度ですが、器を洗ったついでにふきんで拭いておくだけで、うちではかれこれ3年ほどきれいに使い続けられています。


2. 食材の無駄が減り、洗いものもラクになるシリコンスプーン
シリコーンジャムスプーン


ビンの底や側面まできれいにすくえる形状で、ジャムや調味料を無駄なく使い切れる便利な道具です。

 

瓶詰めの調味料には油っぽいものも多いですが、このスプーンを使えば、まるでなめたように最後まできれいに消費でき、結果的に洗いものもラクになります。

 

また、うちではビン専用とせず、小さめのスパチュラとして調理にもフル活用しています。たとえば、豆もやしのナムルをボウルから器に移す、なんて場合。菜箸だけでは、胡麻油やすり胡麻まですくいきれません。そこで、最後に「ボウルのおそうじ」としてこのジャムスプーンを使うのです。

 
 

先に盛りつけたナムルの上から、胡麻や調味料を余すことなくかけられ、その結果もちろんボウルもきれいに。製菓用のゴムベラより小ぶりで手に取りやすく、先が浅いスプーン状なので食材をすくいやすい。朝昼晩と大活躍なので、2本揃えています。

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無印でリピ買い必至の「スマート家事」アイテム
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