4. 汚れがたまりにくい形と、邪魔にならないサイズ感のスキージー
お風呂のスキージー


お風呂のカビ防止に欠かせないスキージー。入浴やシャワーの後、壁や床の水気をこれでサーッと切っておくだけで、その後の「カラッと感」が全然違います。
水気を残さなければカビができにくく、カビがなければそうじの負担も減る。お風呂そうじ苦手派としては欠かせない道具です。

 

スキージーはこれまでも何種類か使ってきましたが、ここまでミニマルな形状ははじめてです。ちょっと小ぶりかと思いきや、絶妙なサイズ感(これは洗面器と共通するポイント)。凹凸がないため汚れがたまりにくく、浴室の壁にかけていても悪目立ちしません。

 
握るとこんな感じ。小回りが利くサイズだから、床や壁以外の狭い部分も動かしやすい。表裏がないので、細かく取り回しながら、効率よく水切り作業ができます。
こうしてブラシ類と一緒にマグネットフックで壁にかけています。ちなみにこのフックもマーナのもの。やはり同メーカーで揃えると統一感が出ます。
 


5. マイボトル洗浄がラクになる折りたたみスタンド
ボトル水切りスタンド


バス用品が続きましたが、最後は台所で愛用するアイテムを紹介します。マイボトルをパーツまで細かく分解して洗った後、すっきり干せるボトルスタンドです。

実はこのアイテムの良さを教えてくれたのは、母。駅ビルの雑貨店で見つけて購入したそうで、使ってすぐにそのよさに感動し、「絶対に買った方がいい」と勧められました。

 

水筒って、実は汚れや水気が気になるのは、本体よりもプラスティックやゴムのパーツの方。構造が複雑なので、洗ってただ置いているだけでは、小さくても一晩で完全に乾燥させるのは意外と難しかったりします。

ところが、このスタンドのフックにひっかけながら干すと、乾燥時間がギュッと短縮。毎日洗って、しっかり乾かすのを繰り返しておけば、ゴムパーツの黒ずみも防げます。

落葉した木立のような、ちょっと北欧っぽいデザインで、枝に見える部分に細かいパーツをひっかけられる仕組み。
プラスティック製で軽く、折りたためるので、使うとき以外はシンク下の収納にしまっています。

エコロジーの観点から、プラスティック製品の買い物は減らしたいという意識はありつつ、これはやっぱりプラスティックの方が使いやすい、というものも生活用品の中には多くあります。
そうしたジレンマに自分なりの折り合いをつけるために、プラスティックのものを買うときは、使い捨てではなく、なるべく長く使う前提で選ぶことにしています。


バスグッズも、キッチングッズも、きちんとつくられているものをきちんと使えば、短いサイクルで買い替えなくてもいい。
ていねいに暮らす=天然素材に囲まれる、という価値観に囚われすぎずに、自分の生活感覚に根ざした物選びをしたいと思うとき、マーナの製品がしっくりくることが多いようです。
 

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