【ソロ活の方法②】「テキパキやろう」を捨てる

 

今の社会は「テキパキやる」「素早く返事を返す」、その場に合った対応や機転といった「当意即妙」さを重んじています。反応が遅いとか、言い淀む、熟考する、こういう傾向の人は「じれったい」と言われることが増えている世の中です。

しかし、そう言われてもHSPは気にせず、むしろ「じれったさ」「反応の遅さ」こそ自分の持ち味だと認識してください。自分が今の時点で最も大切、重要だとしているタスクを自分のやり方でこなすことを最優先にして、それに対する他人の評価などは頭から追い出すようにしてください。

 

HSPは、目の前にあるいろんな刺激で頭の中がすぐいっぱいになる傾向の持ち主で、それらに圧倒され、混乱してしまうことが多い。だから「今はこれ!」と決めたら、一つのことにじっくり取り組むこと。そうすればHSPは本来集中力が高く、能力もあるので、結果的に、丁寧なうえに遅いこともなく仕事を終わらせることはできます。要領よくやろう、テキパキやろうと焦ると、逆に脳や手が止まってしまいますから、そんな言葉に惑わされないでください。